スパークリング
■バハラッヒャークロスター ゼクト・ブリュット (ラッツェンベルガー) 2006年ドイツ産のスパークリングワインで、「ゼクト」と呼ばれるカテゴリーがある。なかでもこのワインは、ライン川の河畔、ミッテルライン地区で栽培された、ドイツを代表する高級品種リースリングのみで造られているのが特徴である。
本格的な瓶内二次醗酵で造られ、3年以上熟成させているため、色合いがやや深く、爽やかな酸味とふくよかな果実香そして適度なコクがある。当主のラッツェンベルガーさん自らが動瓶(瓶を揺すって酵母を沈め、澄んだワインに仕上げる)を行う。また、出荷前まで澱とともに熟成させているのでフレッシュな風味が保たれている。
全般にスッキリとした味わいなので、和食やアジア料理のピュアな香りも引き立てるこのワイン。マグナム(普通のフルボトル2本分のワインが入った大瓶)の2003年ヴィンテージも出回っており、これなら素晴らしい熟成感を楽しみながら、残りの量を気にすることなく杯を重ねられることだろう。
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