寺・神社/季節ごとのおすすめ寺・神社

梅見で一足早い春を満喫(3ページ目)

昔は、花見と言えば桜よりむしろ梅でした。可憐で香りがよく、長期間楽しめるのが特徴です。今回は、梅を愛した菅原道真ゆかりの神社を中心に、太宰府、東京、鎌倉、京都の梅の名所をご案内します。

吉田 さらさ

執筆者:吉田 さらさ

寺・神社ガイド

鎌倉で一番先に咲く荏柄天神(えがらてんじん)

荏柄天神

荏柄天神の白梅

鎌倉には春先から花の咲く木が多く、梅見の名所も多いです。そのひとつ、荏柄天神社は、道真終焉の地に建てられた太宰府天満宮と京都の北野天満宮と並ぶ、日本三大天神社のひとつです。しかし、他の二つとはかなり規模が違い、山影にひっそり建っています。数ある鎌倉の神社仏閣の中では、さほど観光客が多い方ではないのですが、静寂が保たれており、なかなかいい雰囲気です。

境内が小さいため、梅の木もそう多いとはいえませんが、こちらの梅は、鎌倉で一番早く、例年だと、1月下旬くらいから咲き始めるそうですので、気の早い方は、まず、こちらからお訪ねください。

荏柄天神のホームページ

北鎌倉にも名所が多い

北鎌倉にも、梅が似合うしっとりした風情の寺が多いです。わたしが特に好きなのは、東慶寺、浄智寺です。東慶寺は離婚希望の女性が駆け込む「駆け込み寺」として有名。浄智寺は、苔むした石段が印象的な静かな寺です。
東慶寺

東慶寺の野趣溢れる古木


鎌倉梅見マップはこちら


次ページで、京都の梅の名所をご紹介。
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