寺・神社/季節ごとのおすすめ寺・神社

梅見で一足早い春を満喫(4ページ目)

昔は、花見と言えば桜よりむしろ梅でした。可憐で香りがよく、長期間楽しめるのが特徴です。今回は、梅を愛した菅原道真ゆかりの神社を中心に、太宰府、東京、鎌倉、京都の梅の名所をご案内します。

吉田 さらさ

執筆者:吉田 さらさ

寺・神社ガイド

京都の梅見はさらに風流

京都にももちろん梅の名所はたくさんあります。もっとも有名なのは、北野天満宮。菅原道真が太宰府で非業の死を遂げると、その後、都では天災が続きました。人々は、それを道真の祟りだと畏れ、霊を慰めるために北野天満宮を建立しました。
北野

京都は梅もはんなり


北野天満宮の梅関係の行事
梅苑の開園時期
2月上旬~3月下旬 (開花状況によるため未定)
10時~16時
入苑料 大人 600円(茶菓つき)

2011年2月25日(金) 梅花祭

舞妓さんによるお茶の接待

菅原道真の命日に当たる2月25日(金)に行われる北野天満宮の梅花祭は、早春の京都を味わうための最高のイベント。梅花祭の神事が行われ、近くの上七軒(古くからの花街)の舞妓さんや芸妓さんたちによる野点があり、お茶の接待をしていただけます。
野点

舞妓さん、芸妓さんによる野点


拝服券は1500円(拝服券・宝物殿拝観券・撤饌引換の3つがセットされています)。1月25日(火)より頒布され、先着3000枚限りです。

北野天満宮ホームページ

京都のその他の梅の名所

北野天満宮以外にも、京都には梅の名所がたくさんあります。まずは、右京区の梅宮大社。こちらの神苑の梅は、早いものだと12月下旬から咲き始めます。山科の勧修寺、随心院なども、観光客が比較的少なく、庭園の美しい穴場的な名所です。

京都の梅の名所情報

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