オーディオプレーヤー/オーディオプレーヤーの選び方

ウォークマンの選び方(2ページ目)

ソニーのウォークマンシリーズはAndroid OSを搭載するハイエンドモデル「Z1000シリーズ」をはじめとして、高音質モデルの「A860シリーズ」、スタンダードモデルの「S760シリーズ」、防水仕様でヘッドホン一体型の「Wシリーズ」をラインアップ。それぞれの特徴やおすすめの機能などをご紹介しよう。

安蔵 靖志

執筆者:安蔵 靖志

デジタル・家電ガイド

音質とウォークマンらしい使い勝手を追求するなら「A860シリーズ」

音質の良さとウォークマンシリーズならではの使い勝手を追求するなら、高音質モデルの「A860シリーズ」を選びたい。

ウォークマンA860シリーズとS760シリーズにはデジタルノイズキャンセリング機能をはじめとする高音質化技術「クリアオーディオテクノロジー」が搭載されているが、S760シリーズには音の歪みを抑えて原音をできるだけ忠実に再現するフルデジタルアンプ「S-Master」が搭載されていない。音の良さを求めるのならA860シリーズがやはり最高だ。

ディスプレイサイズはA860シリーズが2.8インチ、S760シリーズが2インチとそれほど変わらないが、A860シリーズはタッチパネル液晶を採用しており、直感的に操作できる。

ウォークマンシリーズ注目のカラオケ機能(歌詞を表示する「歌詞ピタ」や、ボーカルを抑えてカラオケのようにする「ボーカルキャンセル」機能、音程を変える「デジタルピッチコントロール」機能など)、語学学習機能はA860シリーズとS760シリーズに共通の機能だ。これらを中心に楽しみたいのであれば、S760シリーズもなかなかお買い得と言える。

A860シリーズのラインアップは16GB、32GB、64GBモデルの3種類で、ピンク、ホワイト、ブラックのカラーバリエーションをそろえる。S760シリーズに比べて派手さはないが、落ち着いた雰囲気で音楽を楽しみたい人にはちょうどいいデザインだろう。

残念ながら、A860シリーズは従来モデルのA850シリーズに比べて音楽再生時間が約23時間(A850シリーズは約29時間)と、バッテリー駆動時間が短くなってしまった。その点だけ注意したい。

・画面: 2.8インチ(240×400ドット)
・容量: 16/32/64GB(フラッシュメモリ)
・最長音楽再生時間: 約23時間(付属のUSBケーブルで3時間フル充電)




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