温泉/中国地方の温泉

皆生温泉(3ページ目)

皆生(かいけ)温泉は、鳥取県米子市にあり、日本海に面しています。遠くには中国地方の最高峰、伯耆大山(ほうきだいせん)を望む、風光明媚な温泉地です。ビル旅館が多い大規模な温泉ですが、宿は広大なスペースに点在しているので、非常にゆったりとしており、独特な雰囲気を感じます。源泉掛け流しの宿が多い事も、温泉好きとして特筆出来る温泉地、それが皆生温泉なのです。

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

皆生温泉の観光地 

水木しげるロード

皆生温泉から近い、境港市の水木しげるロード

2010年の流行語大賞にもなった「ゲゲゲ」ですが、皆生温泉を北上した境港市こそ、作者・水木しげる氏の生誕地。北上する途中には「米子鬼太郎空港」もあるという、まさに本場です。

境港市の中心部には水木しげるロードがあり、様々なキャラクターのオブジェが立ち並ぶ商店街になっています。以前から賑やかな通りでしたが、流行もあって一層面白さが増したと思いました。もちろん、水木しげる記念館も必見。

24時間営業の駐車場も複数完備しており、車で行っても問題ありませんが、千円札以下の小銭しか使えないので、事前に両替しておく必要があります。最近は旅先でも電子マネーを使う事が多く、実際私は一万円札しか無くて困ってしまったので、経験者として申し添えます。

境港といえば魚介類。気軽に食べられるのが回転すし。夢みなとタワーや夢みなと公園から近い「お魚天国 すし若」は超おすすめ。至近距離に2号店もあり深夜まで営業しているので、地元でも人気だと分かります。ネット上の写真を見てアジが旨そうだと思って来たのですが、まさに絶品。タッチパネルで注文できる近代的な店で、アジなどおすすめ商品は「本日のおすすめ品」のコーナーだけに入っています。実は結構有名な某県某魚市場で寿司を食べた翌週に行ったのですが、断然こちらが良かったというのが実感でした。

折角ですから、島根県の安来市大塚地区まで足を伸ばして「ゲゲゲの女房」の舞台にも行ってみましょう。安来ICで降りて、有名な足立美術館に行こうとすると、水色の立て看板やのぼりが多数目に入るので、その指示に従って到着できます。古き良き集落の風情が色濃く残っており、昔なつかしい気持ちにさせてくれる場所です。
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