日本酒以外に考えられない組み合わせ!
パスタセットに水酒蘭。淡い味わいのパスタは素材の味が感じられる
いただいたのは、「羽黒のキャベツと庄内浜かわはぎとカラスミのペペロンチーニ」に、庄内の名蔵、鯉川酒造の「水酒蘭(みしゅらん) 純米吟醸生酒」だ。アル・ケッチァーノのために作られた銘柄であり、今までは山形でしか飲めなかったものだ。
このキャベツのパスタをはじめ、全般に、日本人好みの大き目食材がごろごろ入ったタイプ、また女性好みの野菜たっぷりタイプのようだ。彩りも美しい。
キャベツの甘味がインパクトあり
それになにより、噛めば噛むほど出てくるパスタそのものの美味しさと日本酒ならではのボディー感が、合うこと合うこと。
パスタもお酒も旨味が溶け合って、バランスよく味わえる。とくにこのお皿は、カラスミなどの魚卵が入っていることもあり、きっとワインやビールだと生臭くなるはず。もう、これ、日本酒以外、合わせるお酒がないじゃないか!
トマト系には? クリーム系には? どんな日本酒??
新鮮なマッシュルームを使用
トマトの甘酸っぱさが生きている
ああ、こんな風にパスタと日本酒を自在に組み合わせて、カジュアルに楽しめる店ができたなんて、なんてうれしいことだろう。
イカ墨パスタも淡い旨味が凝縮している
お店の守護神“Yuderon”とは?
こちらがユデロン君。なぜか拍手をしている
なんと、「酒のほそ道」などで知られる人気漫画家ラズウェル細木氏のデザインによるものだ。よく見ると体の一部がパスタになっており、顔は奥田シェフにそっくり。お店の守護神でもあり、店内には隠れ“Yuderon”が15体、壁面など至る所に描かれているそうだ。え、あんなところに? スタッフがお掃除していて見つけた!など意外な場所にいるらしい。15体全て見つけた方は幸せになれるとか。
さすが東京駅、テイクアウトコーナーも完備
東京駅構内「グランスタ ダイニング」内
「Yudero191」フロム・アル・ケッチァーノ
GRANSTA DINING店」