ミシュラン3つ星レストランの完全ガイド、登場 

ミシュランガイド 世界の三つ星レストラン ~世界の美食を巡る旅~

12/9発売『ミシュランガイド 世界の三つ星レストラン ~世界の美食を巡る旅~』(税込2,940円) (C)MICHELIN2010

11/27に発売された『ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011』では14軒が3つ星を獲得。昨年に続き、東京が世界最多の星を持つ都市となったのは記憶に新しいところでしょう。

そのミシュランから、12/9に新しいガイドブックが発売。それが、『ミシュランガイド 世界の三つ星レストラン ~世界の美食を巡る旅~』。タイトルの通り、世界の3つ星レストランだけを紹介したユニークな一冊で、12カ国94軒が掲載されています。

94軒の顔ぶれは実に豪華で多彩。その一例を挙げると、1965年から3つ星を保ち続けているフランスの名店ポール・ボキューズ、全米一予約がとれないといわれるカリフォルニアのザ・フレンチ・ランドリー、ニューヨークからは日本人の高山雅芳氏の寿司店MASAも名を連ねています。また、ジョエル・ロブション氏やアラン・デュカス氏のように複数の店が3つ星を獲得しているシェフもいます。

国別の軒数をみると、フランス25、イタリア6、ベルギー2、ドイツ9、イギリス4、スペイン7、モナコ1、オランダ2、スイス2、アメリカ6、香港・マカオ4そして日本が26。改めて日本の多さがわかりますね。モナコはフランス版に掲載されるので、ガイドブック上の数でいえば日本とフランスは同じ26軒です。

いつもとはひと味違うワールド版ミシュランガイド。実はこれ、2009年にフランス版が創刊100号を迎えた記念に作られた特別冊子(LES 3 ETOILES DU GUIDE MICHELIN/レ・トロワ・ゼトワール・ギッド・ミシュラン)をもとに作られたもの。今回、日本語版の刊行にあたり、データも更新され、ヨーロッパとアメリカは2010年版、日本と香港・マカオは2011年版の結果まで反映されています。そのため、今年初刊行となったシカゴ版の3つ星店(AlineaL2O)などは掲載されていませんが、すでに2011年版が発売されているスペインやイタリア、ニューヨーク、サンフランシスコ版などでは3つ星の顔ぶれに変化がなく、同書はほぼ現在の最新リストといえます。ちなみに、ミシュランの発売時期は国によって違い、フランスは例年3月です。

いつものミシュランとどこが違う? 

ミシュランガイド

1900年に発刊されたミシュランガイド初版(レプリカ)。かなりコンパクトなサイズ

まず見た目でいえば、サイズが大きい(A5判変形)。そのため、全ページにふんだんに使われた写真(もちろんすべてカラー)が目を引きます。

文章のテイストも通常のミシュランガイドが情報を簡潔にまとめた文章であるのに対し、こちらはまるで1店舗ごとのストーリー。シェフの人柄や丹念な仕事ぶり、オリジナリティ溢れる料理の数々が情緒豊かな文章で紹介され、まだ見ぬ店への想像力をかき立てくれます。1店舗につき4ページを費やし、貴重なシェフのコメントも掲載。メニューの一例も紹介されているほか、住所や電話番号、URLなど必要最低限の情報もそろっています。

 

美食の旅に出たくなる本

パリ

フランスはもちろん各国の3つ星レストランを巡りたくなる

日本ミシュランタイヤ株式会社のベルナール・デルマス社長は、「ミシュランガイドがカバーする23カ国中で最多の26軒のレストランが三つ星に輝く日本は、世界一の美食の国と言えるでしょう。その卓越した日本の食文化を支えているのは、季節感あふれる食材を生かしながら、伝統と独創性に培われた技で卓越した料理を作り続けている料理人達と、食の楽しみを知り尽くし優れた料理に惜しみない賞賛を送っているお客様だと思います」とコメント。同書については「そんな日本の皆様を世界の三つ星レストランへの読書の旅に誘う書籍です」 といいますが、個人的には読書の旅にとどまらず、現実の旅に出たくなる本だと思います。

これ一冊で世界各国のレストランをチェックできるので、行きたい店から旅する国を決めるというのもありかも。いろいろな味わい方ができそうな一冊です。

■ミシュランガイド 世界の三つ星レストラン ~世界の美食を巡る旅~
  • 発売日:2010年12月9日(木)*地域により異なる
  • 価格:定価2,800円+税、(税込2,940円) 
  • 発行:日本ミシュランタイヤ株式会社 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
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