収納

増える&はみ出す本をスッキリ片付ける(2ページ目)

せっかく買った本棚だけれど場所ばかりとって本が納まらない。どうしたら本がスッキリ納まるの?そんな悩みを解消する技とは。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

ラベルとパネル使い

画像は定期券サイズにプリントすると丁度良い
整理整頓をしている時には、片付けることに夢中になって、あとで「あれはどこにあるの?」ということになりがち。

そんな事にならないように、デジタルカメラを活用します。靴箱に靴をしまう時と同様に、ラベル代わりに画像を撮っておくことが肝心。
奥に寝かせた本をその状態のままで撮影してプリントします。そして本の背表紙をラベル代わりに切り抜いて、パネルに貼るだけ。

パネルをカットするのは面倒という人はせめてラベルだけでも表示しましょう。
このパネルというのは、手前に並べる本の下に敷いておく板状の物。 今回は白いカラーダンボールを使いましたが、文具店にある下敷きを使っても良いでしょう。

パネルの幅は奥に寝かせた本のサイズで、奥行きは手前に残っている本棚の奥行きに合わせてカットします。そして、手前にプリントしたラベルを添付。 さらに、パネルの手前側に少し切り込みを入れてヒモを通して、パネルの取っ手にします。

一気に片付けようとするから嫌になるというもの。ゆっくりゆったりと。
このパネルの上に本を並べて、取っ手を手前に引っ張れば、パネルごと本を取り出すことができます。
そうすれば、奥に寝ている本も立っている本も取りだし易いのです。
本棚の整理を始めたら、整理を終えた後の使い勝手も考えながら作業を進めたいもの。本をひたすら並べていくのではなく、カメラで撮影したり、パネルをカットしたり、合間に違う作業を入れて一呼吸おくことがコツです。

読むだけではない本

探す手間を省いて取り出しもラクラク。
これで、大量の本が本棚に納まりました。本の背表紙が前後にギッシリと並んだ姿は壮観です。
読書の秋に向けて本棚を見やすく整えて、更に新しい本のためのスーペスも生まれる今回の必殺技を是非お試しください。
でも、本は見た目も大事にしたいと思う人も多いはず。そこで、本を魅せる収納にもこだわりました

活字離れと言われていますが、自分にとっての本という存在は人それぞれに意味をもっています。その意味を本と一緒に大切に保有していきたいものです。

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