“かたり”“なりすまし”にだまされる
なぜ電話にだまされる… |
これは、たとえば消防署の人を装って消火器を売りつける「かたり商法」~公共機関や有名企業の名前を騙(かた)って商品を売りつける,悪徳商法の総称~や、水道局の名を騙って浄水器を売りつける「実験商法」と同じです。人が「制服」や、「名刺」「肩書き」などを信用してしまうことを悪用しているのです。普段から、そういうもので簡単に人を信用しないように、気をつけるしかありません。人を疑うことは悲しいことですが、今や、手段を選ばず、人の財産を狙う詐欺行為が世間に横行しているのですから、被害を受けないために、自分を守るためには必要なことなのです。
電話を受けた場合
と、対策はあちこちで言われています。しかし、内容が内容だけに、動揺するなと言われても、わかっていても、当事者にしてみれば、一刻を争う事態だと思いこんでいるのです。銀行窓口で「おれおれ詐欺かもしれませんよ」と忠告されても、「銀行窓口で何か言われても、無視するように」と言われていたり、「振り込まなければ大変なことになる」と言って、振り込んでしまう人もいるといいます。
「確認の電話一本が被害を防ぐ」のですが、それすらも「今、本人とは連絡が取れない」と言われていたりして、確認の電話をしない場合もあるようです。となれば、日頃から、「警察官や弁護士などを名乗って、お金を振り込むようにという電話がきたら、それは詐欺だから、絶対に信用してはいけない」ということを、家族間で確認しあっておくしかありません。すぐにでも、こうした「詐欺」について家族で話し合って、被害を受けないように警戒しましょう。一度だけでなく、何度でも話題にすることで、不審な電話への警戒心を強めるようにしましょう。
3p.「電話機」を「武器」に!/被害を防ぐ「家族愛」/あなたの一票/関連ガイド記事