民芸品、遺跡、多彩な文化を堪能する太平洋岸
オアハカを代表する民芸品、ウッドカービング
オアハカの州都にあたるのは、内陸部のオアハカ市。教会や石造りの建物が建ち並ぶコロニアル調のかわいらしい町で、このエリアの観光の拠点となります。その近郊の村では、刺繍がびっしりされた可憐なブラウス、味のある陶芸やブリキ細工、カラフルなウッドカービング(木彫り)の人形など、手仕事で生み出される民芸品や雑貨の数々が集まり、エスニック好きにはたまりません。画家フリーダ・カーロが生前常に身にまとっていた民族衣装はオアハカの町、フチタンのもので、華やかな花の刺繍が特徴です。
毎年7月にオアハカ市の中心部で開催される舞踊の祭典ゲラゲッツアでは、この地域らしいカラフルな民族衣装に身を包んだ女性たちで町が彩られ、国内外から多くの観光客が訪れます。
またオアハカ市の近隣には、日帰りで行ける範囲に紀元前500年頃のサポテカ文明の代表的な遺跡、モンテ・アルパンやミトラ、ヤグールなどの遺跡が点在しているので、足をのばしてみるのも良いでしょう。
さらに、オアハカ市から車で8時間ほどの太平洋岸にはプエルトエスコンディードやシポリテ、マスンテといったビーチがあります。カンクンやロスカボスといった高級リゾートと比べて、宿泊や食事もお手頃価格で楽しめるので、ヨーロッパからの観光客を中心に人気を集めています。
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