タイパ島
小高い丘の上に立つカルモ教会。すぐ横にタイパ・ハウス・ミュージアムがあり、官也街からも路地を抜け、階段を上がって10分ほど
マカオ半島から3本の橋でアクセスできるタイパ島。橋の上から眺めるマカオの街はタイパ側、マカオ半島側のどちらも美しく感じます。橋ができる前までは渡し舟(渡輪)を使って往来していました。
淡いグリーンの壁が南欧らしいタイパハウスミュージアム (c) Miyuki Kume
タイパ島の一番の見どころ「官也街(タイパ・ヴィレッジ)」は多数のレストランが並ぶグルメストリートとして人気。老舗ポルトガル料理店をはじめ、数多くの飲食店が軒を連ねており、食べ歩きを楽しむことができます。官也街を中心にカルモ教会やタイパ・ハウス・ミュージアムといった南欧の雰囲気を今に伝える観光スポットも徒歩圏内。石畳の細い路地を行き、坂を上ったり下ったり……。カメラを持って散策を楽しめる場所のひとつです。また、カジノ以外にギャンブルを楽しめる場所として人気のある競馬場(マカオ・ジョッキー・クラブ)もタイパ島にあります。
タイパ島は新興住宅街として開発が進められており、高層マンション群がズラリと建ち並ぶ光景は圧巻。日本からの直行便も発着するマカオ国際空港はこの島の東部に、香港からの高速船「コタイジェット」が発着するタイパ臨時フェリーターミナルはそのすぐ北側にあります。タイパ臨時フェリーターミナルの隣には、現在巨大フェリーターミナルが建設中。マカオの新しい玄関口として整備が進められています。