マカオの季節、旅のベストシーズンは?

年間3000万人以上の観光客が訪れるマカオ。その多くが中国本土と香港からの観光客で占められています。隣接する広東省に約1億人、香港に約800万人という巨大なマーケットを抱え、身近なリゾート都市として安定した人気を誇るため、マカオ観光のトップシーズンは中国本土と香港のホリデーシーズンと連動します。……ということは、旧暦とは休みが関係ない私たち日本人は繁忙期を避けてリーズナブルにマカオを楽しめるチャンスも! 早速、季節・気候・祝祭日・イベント情報などを含む、マカオの旅の季節を見ていきましょう。

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マカオの気候

陽射しの強い夏のマカオで日傘は必需品。突然のスコールに備えて日傘兼用の折りたたみタイプの傘を1本持っておくと便利

陽射しの強い夏のマカオで日傘は必需品。突然のスコールに備えて日傘兼用の折りたたみタイプの傘を1本持っておくと便利

温暖な気候のマカオではほぼ年間を通じて色鮮やかな花々が楽しめる

温暖な気候のマカオではほぼ年間を通じて色鮮やかな花々が楽しめる

マカオの年間平均気温は22.6度(1981~2010年)。亜熱帯気候のため、高温多湿な地域です。季節の特徴としては夏が長く、春と夏や夏と秋の季節の境が曖昧、春先からぐんぐん気温が上がり、秋も残暑が厳しいといったところ。イメージとしては、春が3~4月、夏が5~9月、秋が10~11月で、冬が12~2月といった感じになります。中でも冬はたいへん短く、1月下旬~2月初旬が一番寒い時期といわれています。

香港同様、気候で気をつけたいのが台風。南国に位置するマカオは台風の発生源にも近く、豪雨や暴風などにも、非常に大きな影響を受けます。付近に台風が発生すると警報が発令。警報は数値で表示され、数値が大きいほど警戒レベルが高いことを意味します。警報レベル8を越えると、マカオ半島とタイパ島を結ぶ3本の橋のうち、西灣大橋の一部を除いて通行止めに……。さらにマカオ内の公共交通機関がストップし、香港や広東省との間を往来するフェリーも欠航になるなど、都市機能が完全にマヒしてしまいます。

せっかく観光に来たからといって、暴風雨の中で外出するのはたいへん危険。そんな時は、ホテル内のカジノなど、屋内で遊べるスポットで楽しんでください。毎年数回(マカオに影響を及ぼす台風の数は毎年平均5~6個)はこのような日があるので、台風シーズンに旅行する場合は念のためマカオの気象庁にあたる澳門地球物理●氣象局(SMG)が発表する最新の天気予報などをご確認ください(●は上に「既」、下に「旦」を組み合わせた繁体字特有の漢字)。

マカオ旅行の服装

最も寒い1月、2月でも薄手のコートで対応できます

最も寒い1月、2月でも薄手のコートで対応できます

旅の服装は、夏はもちろん、春や秋でも晴れていればTシャツ姿で十分過ごせます。湿気が高く汗をかきやすいため、着替えは余分にあった方がいいでしょう。夏場は陽射し対策として、帽子やサングラスを用意、南国特有のスコールに備えて折り畳み傘を携行することもオススメします。また、歩道が石畳になっている場所や坂道も多いので、観光地めぐりの際は履き慣れた靴がベター。春・秋はシャツやジャケットを追加、冬でも薄手のコートで十分!

服装で注意しておきたいのが、マカオの空調(冷房)事情です。レストラン、カジノ、ショッピングモールをはじめ、バスやフェリーといった屋内のパブリックスペースはたいていエアコンが効きすぎています。特に夏場は薄着のことが多いため、かならず1枚羽織れるものを持ち歩くようにしてください。なお、マカオのエアコンは暖房機能がない場合がほとんど。冬でも冷房のスイッチが入っていることが多いのです。