早分かり! マカオのエリアガイド
東京から約3000キロ、香港から約65キロの位置にあるマカオ(中華人民共和国マカオ特別行政区)。マカオは東京都品川区とほぼ同じ面積(約28平方キロ)ながら、見どころがギュッと凝縮された世界でも有数の観光地です。マカオは北から順に、中国大陸と地続きのマカオ半島と2つの離島タイパ島、コロアン島で構成されています。マカオ半島とタイパ島は3本の橋で結ばれ、タイパ島とコロアン島の間はコタイと呼ばれる埋め立て地の造成によって陸続きとなっています。南北に長いマカオですが、マカオ半島の北端からコロアン島の南端まではタクシーで約30分。見どころは各所に点在するものの、コンパクトなサイズの街なので短期の滞在でもラクに巡ることができます。
早速、マカオを上記でご紹介したエリア別にご紹介いたしましょう。面積は狭くとも、個性豊かなエリアに分類できるのがマカオの特徴でもあります。
マカオ半島・新口岸(フェリーターミナル~ホテル・リスボア)
友誼大馬路を中心にカジノ、ホテル、オフィスビルが建ち並ぶ。中央はラスベガス資本のカジノ・リゾート・ホテル「ウィン・マカオ」
友誼大馬路に沿って建つ人気観光地マカオフィッシャーマンズワーフ
新口岸エリアでは、見どころが隣り合って並んでいるというよりはエリアの各所に点在しています。平坦な地形ではあるものの、散策というよりは目的地を事前に決めてからバスかタクシーで移動したいところ。夜になると蘭桂坊一帯にオシャレなバーやダイニングがオープンし、地元っ子や観光客で大いに賑わいます。