マカオ/マカオ基本情報

マカオのエリアガイド(3ページ目)

マカオってどんなところ?と聞かれてもなかなかひと言でまとめるのは難しい……。品川区とほぼ同じという狭い面積にもかかわらず、個性豊かなエリアが存在するのがマカオの特徴。それぞれのエリアがどんなところなのかを分かりやすくまとめてみました。

執筆者:勝部 悠人

マカオ半島南部

ペーニャ教会の丘から西湾湖と西湾大橋方面を望む。最もマカオらしい景色が楽しめるスポットの1つ

ペーニャ教会の丘から西湾湖と西湾大橋方面を望む。最もマカオらしい景色が楽しめるスポットの1つ

中国らしい雰囲気を味わえる媽閣廟(世界遺産)

中国らしい雰囲気を味わえる媽閣廟(世界遺産)

南湾湖、西湾湖という2つの湖を擁するマカオ半島の南端部。ここも世界遺産などの見どころが多く点在するエリアです。教会や広場といったポルトガル風の世界遺産が多いマカオにあって、中国的マカオを代表する世界遺産の1つが昔、マカオへ渡ってきた福建系漁民が建てた寺院「媽閣廟」。この辺りは昔ながらの港町の雰囲気を残した下町が続く一方で、マカオタワー周辺は再開発が進む最中という新旧対比が楽しめる場所でもあります。ちなみに、この媽閣廟の媽閣(マーコゥ)という発音がマカオの地名の語源とも言われています。

半島南部のちょうど真ん中にある小高い丘のような西望洋山の上には、正面に西湾湖とマカオタワー、その先にタイパ島という美しい眺望が楽しめると人気のペーニャ教会が建っています。ペーニャ教会へと続く西望洋山の曲がりくねった細い坂道は、リスボンを思わせる雰囲気充分。

媽閣廟から再開発で登場した大型カジノリゾート「ポンテ16」へ向かう河邊新街は海産物を扱うショップや古い倉庫、埠頭が並ぶ古い港町の風情にあふれる街並みで、周辺には老舗ポルトガル料理店やローカル向けの市場(メルカード)もあります。マカオタワーは少し離れた場所にあるため、バスかタクシーで向かうのが便利です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 7
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます