5年に1度、町をあげてのアートの祭典
ブルージュ・セントラル
細部の表現に目をみはるファン・エイクの聖母子像はNYから来ました(c)Frick Collection, New York
会場と作品の組み合わせも粋
ブルージュは02年に選ばれましたが、町はこの機に文化振興の重要性を再確認したといいます。以後は5年毎に大がかりな文化イベントを独自で行うことに。その最初が05年の芸術祭「Corpusブルージュ05」。そしてちょうど5年後に当たる2010年末から11年初頭にかけ、これからご紹介する新しい芸術祭「ブルージュ・セントラル(Bruges Central)」開催の運びとなったのです。
テーマは「中央ヨーロッパ」
可憐な女性の佇まいが妙に心を打つ無名画家の作品(c) Museo Thyssen-Bornemisza Madrid
中でも本フェスティバルの大きな目玉となるのが、2つの企画展 「ファン・エイクからデューラーまで」 と 「中央ヨーロッパのヴィジョン」 。早速こちらの展示についてご紹介することにしましょう。
<開催期間>
- 「ブルージュ・セントラル」2010年9月17日~2011年1月30日
- 「ファン・エイクからデューラーまで」2010年10月29日~2011年1月30日
- 「中央ヨーロッパのヴィジョン」2010年10月22日~2011年1月23日