番外編になるかしら。
偏愛するバインセオのおすすめ店をご紹介します。

ベトナムのお好み焼きを食べてみよう!

「バインセオ・サイゴン」

「バインセオ」はベトナムのお好み焼き。お店によってこれほど見ため等に違いがある料理はなかなか……といつも思っている料理だ。比較的オイリーな料理なので、頼まないときも稀にあるけれど、メニューに載っていると、たいてい頼むことにしている。

生地のまわりは透けるように薄く、美しい模様が描かれたように仕上がっているのが好み。自分でも作ってみるが、生地を薄く仕上げるのは、これまた至難の業。結局、最近では、“バインセオをおいしくいただくには、やっぱりお店よね”なんて思っているワタシ……。

バインセオ

端がパリッと、中央部はしっとりした生地が魅力。ベトナムお好み焼き「バインセオ」

前フリが長くなってしまったが、そんなバインセオのおすすめ店でイチオシは、下北沢にある「リトルサイゴン」。だったのだが、悲しいかな、2010年6月中旬に、なんと閉店。料理人は同じく下北沢の「カラテチョップ」というベトナムカフェで腕をふるっているというのだが、このお店、調理場が狭すぎ、改装しない限りはバインセオを出せないのだとか。残念!

では、もう1店。複合施設内にあり多店舗展開しているお店なのだが、「バインセオ・サイゴン」。ここではフォーをはじめ、屋台風の料理を提供しているのだが、ウリは店名にもなっている「バインセオ」。6種類もあり、ハーフサイズも選べるので、気軽に楽しむことができる。バジル、ミントは添えられておらず、香菜が少し。ハーブ類がないに等しいのが残念なのだが、生地は好きなタイプ。

系列店である赤坂の「ロータスパレス」。こちらのバインセオも生地がおいしかったと記憶しているが、「バインセオ・サイゴン」同様、ハーブ類がとぼしいのが悲しいところ。同じく系列店の「サイゴンマジェスティック表参道」でも、生地の端はパリパリ。中央部はしっとり。添えられるハーブ類はやはり少ないものの、別料金でハーブセットがあるので、こちらをオーダーすれば楽しめるだろう(ちなみに、同店は錦糸町にある「レストラン サイゴン マジェスティック」とは別経営のよう)。

西麻布「キッチン」のバインセオ

種類豊富なハーブ類がたっぷり!「キッチン」のバインセオ

ハーブ類だけに注目するのであれば、なんといっても西麻布にある「キッチン」だろう。お値段はそこそこするものの、ハーブの種類、量たるや半端ではない。個人的には、生地がもう少し柔らかいほうが、口中が傷つかないのだけれど……なんて思ってしまうけれど。食べ方が上手ではないのかな。他の料理もハーブがたっぷりのセンスあふれる料理がいただける。

<お店の詳細>

「バインセオ・サイゴン」…有楽町
「ロータスパレス赤坂」…赤坂
「マジェスティック表参道」…表参道
「キッチン」…西麻布

最後に

蒲田にある超有名なベトナム料理店「ミレイ」も一度は訪れたい。味はベトナム本場のままで、提供方法などを日本人が心地よく食事が楽しめるようにと配慮されたこちらでは、南部の料理がほとんどを占める。ただ、最近では予約がなかなか取れないというのが現状。

十条にある「青いパパイヤ」。1996年のオープン以来、“どうしているかしら?”と時々気になり、足を運ぶお店がここ。インパクトがある味つけではないけれど、毎日食べても飽きない味というのかな、温かいもてなしも心地よい。日本の大学で栄養学を学んだ研究熱心なハーさんが作る料理には、素朴さのなかにも独自に加えられる味のワンポイントがあり、丁寧な仕事とセンスのよさが伺える。「青いパパイヤ」のベースは、ハーさんの故郷ニャチャンと旦那さんの故郷であるミトーの家庭の味。個人的には、ハーブ類がたっぷりと添えられていると嬉しいけれど。土日限定の「手作り生ビーフンえびそぼろかけ」は注目したい一品。

■「ミレイ」…蒲田
所在地:東京都大田区蒲田5-1-4 関根ビル2F
TEL:03-3732-3185
営業時間:火~金 17:00~22:00L.O.
土日祝 17:00~21:00L.O.
定休:月曜
地図:Yahoo!地図情報

■「青いパパイヤ」…十条
所在地:東京都北区十条仲原1-1-7 第3北成ビルB1F
TEL:03-3905-8838
営業時間:17:00~21:30L.O.
定休:月曜、第2・4火曜
地図:Yahoo!地図情報

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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。