■これだけは知っておこう!ベトナム料理編1
■これだけは知っておこう!ベトナム料理編2
■これだけは知っておこう!ベトナム料理編3

家庭ではおなじみの米麺「ブン」

ブンボーフエ
辛いもの好きははまる麺?!「ブンボーフエ」
空芯菜の茎、バナナの花、香草などをいれてライムをギュッと搾っていただく。

ベトナムの米麺の続き。ブンの紹介から。
ブンは米粉から作られ、フォーよりも一般的に家庭で気軽に食されている麺。米粉で生地を作り、丸穴からところてんのように押し出し、茹でて作られる。断面が丸いのが特徴だが、太さはそうめんのように細いものから、昔給食ででたソフト麺のような太さのものまでさまざま。

揚げパン
ハノイ名物のつけ麺「ブンチャー」。ブン(米麺)を香草とともに汁にいれ、揚げ春巻きとともに豪快に。右の白いものがブン。
用途も茹でたり焼いたりした魚や肉をハーブなどとライスペーパーに包んだり、おかずをのせてそのまま食べたりと、麺料理以外のものにも使われる万能麺だ。

このブンをつかった代表的な麺料理のひとつといえば「ブンボーフエ(フエ地方の牛肉ピリ辛麺)」である。ベトナム最後の王朝の都となったフエの名物麺だ。

スープはピリッと辛めなのが特徴で(店によって辛さの度合いは違うけれど)、豚足や牛骨の旨みがきいている。さらにレモングラスの爽やかな香りで食欲がそそられる、なんとも魅力的な味わいとなっている。

麺はスープの旨みに負けないようにするためなのか、やや太め。食感はやわらかめだが、ぷにぷにとした弾力が口の中で踊り、フォーとは違った特有ののど越しが楽しめるところは面白い。

ブンは汁麺のほか、汁なし麺にもよく使われる。