作り方の手順
ペットボトルに割り箸を奇数本付けます。右は500ml、左は1.5L
1:編み機を作ります。ペットボトルの上下をカットして筒状にします。切り口が危ないようなら、テープを貼っておきます。割り箸を切り口から2~3cm出し、テープで仮止めします。割り箸は常に奇数本付けます。全ての割り箸の仮止めが終われば、ガムテープなどで、しっかりと固定します。今回は、500mlのボトルに、割り箸を約2.5cm間隔で7本付けて編みました。
編み機の内側に、毛糸をたらします
2:編み始めの毛糸は、編み機の内側に少し長めに垂らします。最初はテープで固定しておいてもOK。
割り箸の裏と表を交互に通るように1周します
3:割り箸の表側、裏側と交互に通過するように、毛糸を1周させます。ガイドは←の方向(時計回り)に巻いていきました。この巻く方向は、どちらでもかまいませんが、同じ方向に常に編み進めます。どちらか巻きやすい方向で、進行してください。
手順3の図は、実際ではこんな感じです
4:手順3の図の要領で、実際に巻いているところです 。
割り箸の裏と表、交互に毛糸が巻かれます
5:2周目も同じ要領で巻きます。ただし、1周目の毛糸が割り箸の表側にある場合、2周目の毛糸は裏側になるという風に、1周目と2周目の毛糸は交互になります。画像赤い線は、1周目。画像青い線は、2周目です。
実際の編み機では、こんな感じになります
6:手順5の要領で、実際に巻いているところです。2周巻き終われば、準備完了。次から、いよいよ編み始めていきます。
最初の毛糸を、割り箸の裏にくぐらせます
7:まず簡単に、編み方を図で説明します。先に割り箸に巻いてあった毛糸(画像の青線)の上側に、毛糸を置きます(画像の緑線)。下側の毛糸を持ち上げて、割り箸の裏側にくぐらせます。この作業を、進行方向に沿って、繰り返していきます。
最初に巻いてあった毛糸の上に、新しい毛糸を置く
8:手順7の図の要領で、作業している画像です。わかりやすくするために、毛糸の色を変えましたが、実際はずっと同じ毛糸を使用します。画像の青い毛糸が、先に巻いてあった毛糸。新しく置く毛糸は緑色で、青い毛糸の上側にフンワリ置きます。
下側の毛糸を持ち上げます
9:下側の毛糸(青)を持ち上げます。
下側にあった毛糸は、割り箸の裏にいきます
10:そのまま下側にあった毛糸(青)は、割り箸をくぐって、割り箸の裏側にいきます。新しく置いた毛糸(緑)が、表側にあります。これが基本の作業。進行方向に沿って、次の割り箸に進み、同じ作業を繰り返します。
数周すると、こんな感じになります
11:数周すると、こんな感じになってきます。割り箸の表側にかかっている毛糸は常に1本で、内側が巻いた数だけ増えていきます。毛糸を置く時は、あまりひっぱらないように置き、フンワリと編み進めるようにします。
好きな長さまで、編み続けます
12:好きな長さまで、編み続けていきます。今回作ったシュシュは、約50~60cm編みました。
編み終わりの処理をしていきます
13:好みの長さまで編み終えたら、毛糸をその時使用している編み機(ペットボトル)の周囲の長さ程を残してカットします。画像のように、割り箸の表側にかかっている毛糸の下側から、カットした毛糸の先をくぐらせます。
カットした毛糸をくぐらせていきます
14:手順13の続きで、毛糸をくぐらせている所です。
割り箸から毛糸をはずしていきます
15:全てくぐらせたら、割り箸にかかっている毛糸を、割り箸から外します。次の割り箸に進んで、同じ作業を繰り返します
全ての割り箸から、ひとつずつ毛糸をはずします
16:全ての割り箸から、毛糸を外し終えると、こんな感じです。 今回は、ゴムを通すので、編み始めと編み終わりは絞らずに、空いたままにしておきます。毛糸がほどけてこないように結んでおきます。
編み始めと終わりは、ゴムを通すので、絞らずに
17:シュシュ用に、60cm程編んだ物です。
ヘアゴムを通します
18:ヘアゴムを、空き口から通します。ゴムを通し終われば、ゴムを適当な長さに調節して結びます。ゴムの長さはお好みですが、ガイドは、手首ほどの輪を目安にしています。
空き口をかぶせて、縫い合わせます
19:片方の空き口を、もう片方にかぶせます。毛糸用のとじ針がある方は同じ毛糸で、毛糸用のとじ針がなければ普通の針で同系色の糸を用いて、目立たないように、空き口のかぶさった箇所を縫い留めます。
毛糸の太さや質感で、出来上がりも違ってきます
20:出来上がり。使用する毛糸によって、雰囲気は変わってきます。個人的には、画像右のような、ちょっと細めの毛糸の方が、実際に髪の毛を束ねた時の感じがいいような気がしますが……。使用するペットボトルの大きさ、割り箸の数と間隔によっても違ってきますので、イロイロお試しください!