紅茶/おすすめ紅茶店

アンシャンテ・ジャポン (2ページ目)

「アンシャンテ・ジャポン」の紅茶イベントよりレポート。フランスから来日したティーブレンダー、ブリジット・オランベルジュさんによるブレンド奥義、料理研究家の藤野真紀子さんらとのトークセッションなど盛りだくさん。アンシャンテ・ジャポンの紅茶もご紹介します。

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

アンシャンテ・ジャポンの紅茶

アンシャンテundefinedモナムールはほのかな柑橘の香り。

アンシャンテ モナムールはほのかな柑橘の香り

アンシャンテ・ジャポンはブリジットさんがブレンドした紅茶などを扱う紅茶専門店として2002年にスタート。主としてカフェ、パティスリー、ホテル、食料品店などに卸し、現在 約70種類を扱っているそうです。会場では、そのうち4種類を味わうことができました。

“Sweet Home(スイートホーム)”
スリランカ紅茶にオレンジ、リンゴ、シナモン、アーモンドなどをブレンド。オレンジのややビターな味とシナモンのスパイシーさが表れた香味豊かな紅茶。

“Boston 1773(ボストン1773)”
中国のユンナンをベースにアッサム、ケニアをブレンド。いぶし香があり、渋みは弱めの紅茶。

“Jardin de Colette(コレットの庭)”
フランスの女流作家コレットからイメージして作られた紅茶。スリランカ産茶葉をベースに洋梨、リンゴ、フランボワーズの香り。ウスベニアオイを散らしたやさしい香りが特徴。

“Enchan-The Mon Amour(アンシャンテ モナムール)”
今年の新作。紅茶と緑茶ベースに、カルダモン、ジンジャー、クローブ、シナモン、オレンジ、アニス、フェンネル、レモンなどたくさんの素材をブレンド。柑橘の香りが一番に伝わります。スパイシーな香りとともに口当たりのよい味わいが特徴。

マキコ・フーズステュディオで作られたスイーツとともに

”コレットの庭”という紅茶と一緒に出されたスイーツ3種。

”コレットの庭”という紅茶と一緒に出されたスイーツ3種

紅茶に合わせ作られた3種のスイーツは、藤野さんの主宰する「マキコ・フーズステュディオ」で作られたガトーショコラ、洋ナシのタルト、フィナンシェ。たっぷりのメレンゲがきいたふんわりテイストのガトーショコラなどのスイーツプレートは、3番目に出された紅茶「コレットの庭」とともにテーブルへ運ばれました。

 


フランス人の紅茶の楽しみ方ってどんな感じ?

お茶を囲んでの和やかなトークセッション。

お茶を囲んでの和やかなトークセッション

「それは、おしゃべりとともに楽しむ時間。」とブリジットさん。
まったく世界共通なのです!フランスでは「お茶しにこない?」と友達を誘うときは、たくさん話すことがあるということだとか(笑)。

もちろん、一人で飲むティータイムもあり、ブリジットさんであれば、仕事に出かける前の紅茶、帰宅後の紅茶など、ジャーナリストのドラさんなら、記事や本を書く時に飲んだりするそうです。

ティータイムのスタイルは国による違い、個々の家庭による違いはあっても、楽しい会話が大切だということなのですね。

■関連リンク アンシャンテ・ジャポン
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