文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
一見はげていない普通の20代、30代の社会人男性が…!?
先日、こんなニュースを耳にしました。ある調査によれば、20~40代で薄毛を気にしている社会人男性の約7割が「行動がネガティブになった」というのです。具体的には「髪の毛の話題を避ける」「鏡を見たくなくなった」「床屋、美容院に行きたくなくなった」…といった行動、心理が明らかになったとのこと。これらの回答をした男性は、それなりに抜け毛・薄毛が進んでいると推測できます。
抜け毛、薄毛を気にする男性は増えている?
15歳以上の男性を対象にして行われたあるリサーチによると、他人から指摘されたことはないにもかかわらず、自分自身で「抜け毛、薄毛が進行しているのではないか?」と気にしている20代、30代の男性が多いことがわかりました。
内訳は、20代で約27%、30代で約35%。ちなみに10代でも約13%が「抜け毛、薄毛が進んでいるのでは?」と気にしているのだそうです。
そこで気になるのが、そんな“薄毛予備軍”に属する男性の意識です。
社会人男性30名(20代:10名、30代:20名)にアンケート調査を実施し、彼らの胸のうちを教えていただきました。
高校生の頃から抜け毛、薄毛を気にしていた人も!
まずは、「抜け毛、薄毛を自覚したのはどんなシーンでしたか?」
用意した選択肢に対して賛同した人数を挙げていきます。
(1)鏡を見たとき……15名
(2)洗髪後……5名
(3)急な雨に降られたとき……4名
(4)洗髪後の抜け毛……4名
(5)枕に抜け毛がついていた……2名
洗髪する時、どうしても髪の毛は抜けてしまうもの
次に聞いたのは、
「あなたはいつから抜け毛、薄毛を気にしていますか?」
年代別に整理してみます。
【20代】
20~24歳……8名
25~29歳……2名
【30代】
15~19歳……1名
20~24歳……12名
24~29歳……5名
30~34歳……2名
おしゃれに気を使う高校生が増えているだけに、抜け毛、薄毛への感心も高まるかも
次ページでは「抜け毛・薄毛の進行を止めるために行っていること」を発表!