食の安全性や環境への関心の高まりとともに、家庭菜園をはじめる方が増えています。家庭菜園は、自宅の庭やベランダの一角ではじめることはもちろんのこと、市民農園や貸菜園を借りるなど、様々な方法ではじめることが可能です。

とにかく、自分でつくったとれたての野菜は、おいしい! プランターひとつ、苗1本からでOK! なのです。自分が食べたい野菜をつくってみることができるのも、家庭菜園の魅力。「食べたい野菜」=「作りたい野菜」と考えて、野菜づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

少量多品種で

少量多品種
少量多品種栽培の例。アグリス成城にて。
たとえば、ナスを栽培する場合、4人家族なら4株、つまり、家族の人数と同じ本数が適切と言われています。プチトマトやゴーヤなら、ひと家族に1株でもOKですし、保存ができるイモ類はもっとたくさん栽培しても良いでしょう。いずれにしても、ひとつの種類をたくさん植えてしまうと、最盛期には、そればかり食べなければならなくなってしまうので、少しずつ、いろいろな種類を育ててみるのがオススメです。

少しずついろいろな種類を育てるということは、病害虫や天候による被害を分散させることにもつながります。何か問題があった場合でも、畑の植物が全滅してしまうということを防ぐことができるのです。


畑の広さによって、植える作物を考える

菜園を計測する
自分の菜園の広さを測ってみる
育てる作物の計画を練るにあたって、まず必要なのは、自分の畑の広さを把握することです。この作業を怠ってしまう方がとても多いのですが、実はとても重要なこと。たとえば、ナスやシシトウ、ピーマンなどは、1株につき、50cm四方のスペースがあれば大丈夫ですが、カボチャやスイカは、1株だけでもツルが広い範囲に広がって場所をとってしまいます。

最初に「食べたい野菜」=「作りたい野菜」と書きましたが、畑の広さと、育てたい野菜が生長したときの大きさのバランスを考え、野菜の種類や株数を計画するようにしましょう。