ゆったり寛げる憩いの場として

庭の様子
静かな庭の風景に時間を忘れる。
さて、店の名前は「夏椿」。庭には夏椿の木が植えられています。私が訪れたときには、白いつぼみがふくふくと膨らんで、もう今にも咲きそうな様子。
「実は、店名を決めるのが本当に苦手で、オープン間際までずっと悩んでいました。 もういっそ”えとう”にしちゃおうかと思ったほど(笑)。 夏椿は昔から好きな花だったので、結局あまり深く考えずに付けてしまいましたが、 決まってみると、案外しっくりくるものですね。気に入っています」。
夏椿は、夏になると可憐な白い花を咲かせます。 花言葉は「愛らしさ」ですが、 咲いている時期が短く、夕方にはさっと潔く散る姿から、一期一会の意味合いを持つ花として、 茶道でも愛されているようです。

庭の風景いろいろ
外の自然と一体化した、どこか懐かしい昔の日本の家の趣きがある。


オープン前にはベトナムへも買い付けに行ったという恵藤さん。 繊細な刺繍や縫い仕事が施された、現地の民族衣装がさり気なく掛けられていました。 お店に並ぶものは、作家の手作りや民芸のものが中心。 室礼は和の空間ですが、 日本だけでなく、様々な国の手仕事を幅広く紹介したいそうです。
「自分の店となると、今までと違い、買い付けにも相当覚悟が入りますが、 その分、本当に自分がいいと思うものだけを、自信を持って素直に受け入れるようになりました」。

作品いろいろ
左上のランプは辻和美さん、右下の銀彩の器は安藤雅信さん
のもの。カラフルなこぎん刺しのボタンはアクセサリーにもいい。


飲食店と間違えてのぞく、近所の人も多いため、 週末は様々な食のプロにお願いして、出張カフェを開く予定だそう。 5月末には、合羽橋のカフェ itonowaが、のどかな「縁側BAR」を開きました。 ゆっくりと寛げる憩いの場として、 この空間を楽しんでもらえたら嬉しい、と語る恵藤さん。 忙しい毎日をしばし忘れて、頭をぼーっとさせたいとき、 秘密の隠れ家のようなこの店を、ひっそりと訪れてはいかがでしょうか。

6月20日(土)~28日(日)まで(月曜定休)、「安斎 新・厚子 個展」を開催します。20、21日はご本人達も在廊。また20日の初日は、オカズデザインによる加賀の食材を使ったフードイベントも開催するのでお楽しみに。


夏椿(なつつばき)
東京都世田谷区桜3-6-20  
tel 03-5799-4696
12:00~19:00
月曜定休
http://www.natsutsubaki.com/


近所には以下のお店もあるので、ご一緒にどうぞ。
古道具 grame
ギャラリー プリズム



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