大学生の就職活動/就職活動での業界・企業研究

エントリーする会社が決められない……志望動機や自己PRから気づく(3ページ目)

エントリーする会社が決められないのは、真剣にまだエントリーシートを書いていないからかもしれません。エントリーシートに志望動機や自己PRを書くプロセスにこそ、本当に入社したい会社に気付く瞬間があることを知っていきましょう!

執筆者:見舘 好隆

対処法2:志望動機を考えてみる。

志望動機を探すという明確な目標があれば、結構見つけることはたやすい。

志望動機を探すという明確な目標があれば、結構見つけることはたやすい。

しっくりこないかもしれないが、とりあえず、エントリーシートの締切が近い企業を一社選んだとしよう。

さて、エントリーシートの課題は、以下の二つに集約される。
 
  1. 志望動機
    例:「当社を志望した理由をお答えください。」
    「入社してやりたいことは何ですか?」
    「どのような仕事をしていきたいですか?」
     
  2. 自己PR
    例:「あなたの強みは何ですか?」
    「これまで注力してきたことは何ですか?」
    「あなた自身にキャッチフレーズをつけてください。」
    「くじけそうになったときの経験を教えて下さい。」
    「これまで人と協力して何かを成し遂げた経験を述べてください。」
    「今までに出会った一番の困難は何ですか。」
    「ゼミや授業で学んでいる事について教えてください。」


そんなに悩むことはない。この二つしかないのだ。

まず、志望動機を片付けよう。
志望動機に書くべきことは、ただ一つ。
「熱意」である。

では、志望動機に「熱意」を込めるにはどうしたら良いか。
簡単である。「ちゃんと会社研究しました」という証拠を見せれば良い。

本当に入りたい企業であれば、先輩訪問や店舗訪問などして、ライバルに負けない志望動機を書かなければならない。しかしそれは、本当に入社したくなった時に、面接までにしておけばよい。とりあえず、エントリーシートを突破するだけなら、それは必須条件ではない。特に今回は、エントリーシートをとりあえず書くことで、自分を振り返りながら、自分が進むべき道へのヒントを得るのが目的なのだ。

簡単に書く方法を教えるので、その通りやってみてほしい。

※次のページで、【処方3】志望動機を考えてみる。その2を学ぶ!


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