コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

サラリーマンコンサルタントになるな!

連載最終回の今回は、コンサルタントを目指す人、現在コンサルタントの人へ、キャリアアップのアドバイスをいただきました。

執筆者:大石 哲之

好評のコンサルタントインタビューシリーズ。前回に引き続き「コンサルタント新たなるチャレンジ」と題して、事業再生分野で新しいコンサルティングを開拓する、ビジネスバンクコンサルティングの箕野さんにお話を伺うシリーズです。

最終回の今回は、仕事のやりがいや、コンサルタントを目指す方へのアドバイスなどをお伺いしました。

過去記事
連載1回目
連載2回目
連載3回目

【プロフィール】
箕野博之
大手外資系コンサルティング会社にて流通業・製造業に対する新規事業立案、営業戦略立案といった戦略領域から、業務改革・組織設計などのプロジェクトに従事。事業再生という新たなコンサルティングに取り組むため、ビジネスバンクコンサルティングに参画

--現在の仕事のやりがいを教えて頂けますか?
やはり一から作ることの面白さです。今振り返ると、コンサルティング会社に在籍していた時の自分は言わば「サラリーマン」だったように思います。

ファームの中で上位の立場になるにつれ、仕事の仕方が変わってきます。クライアント先の経営層との会話が多くなり、仕事自体は若手に任せて、レビューする立場になります。
社内ではよりチーム運営など経営の中枢に近い部分を担うようになります。それなりに責任も増えますし、待遇の面でも満足できるものだったと思います。しかし、この現状に満足して良いのかと思い始めたのです。
30代後半を迎えるにあたり、5年後の自分自身を考えたときに、活躍している自分自身を想像できませんでした。

ビジネスバンクでは、新しくチームを創造することを役割としています。仕事を見つけること、人材を育てること 全て自分で動かなければチームが存続できません。言わば起業しているのと同じです。これまでの経験をもとに、起業する 大変ですが、毎日が非常に充実しています。
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