コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサルタントならではのプロ意識(5ページ目)

NTTデータビジネスコンサルティングの八向さんに、目に見えない「業務」を変えていくには?コンサル流、興味、アンテナの張り方?連載1回目。

執筆者:大石 哲之

女性コンサルタントの現状は?


コンサルティング業界で働く女性の、働く環境ということについてざっくりと教えてください。

はい。まず、女性のコンサルタントは珍しいですよね。会社には女性のコンサルタントは数名しかいないんです。
プロジェクトチームの観点からだと、女性がいた方がチームに活気が付くし、プロジェクトにちょっとした刺激になると思います。また女性のほうが男性に対して言いやすい部分もあったりするので、そういうところをうまく使いつつ、仕事が出来る部分も少しあるかもしれません。女性ならではの視点とか世間一般にはよく言われますが、個人的には女性だからできる、だとか女性だから得した、ということは全くない仕事だと思っています。でも非常にチャレンジングな仕事だし、若いうちにバリバリ働いてみたいと思う女性にはぴったりだと思いますね。

また現実問題、長期で出張になることもありますので、特に女性ですと誰もがコンサルタントに転職してきてハッピーなわけではないと思います。

私はマジョリティーよりマイノリティーでいたい方なので、男性ばかりの中で働くことに特に抵抗はありません。むしろやりがいはありますね。
でも自社に戻ったときなど、女性のコンサルタントが少なく寂しい思いをしているので、興味のある方はぜひ入ってきて欲しいというのはいつも思っています。

次回はコンサルタントらしい、会議などの時の「ちょっとした工夫」についてお話を伺います。
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