コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

コンサル式の前進する会議術(2ページ目)

前回に引き続きNTTデータビジネスコンサルティングの八向志保マネージャーにお話を伺っています。今回は会議での工夫についてお話してもらいました。

執筆者:大石 哲之


前進する会議をつくるには


-前に進むために建設的な議論にしていくには、具体的にはどのように会議進行をしたらよいのでしょうか?

まず問題解決屋として心がけるべきは、「~がないから、~できない」ではなく、「~するために、~していきましょう」という提案する姿勢だと思います。話し方一つ、書き方一つで印象は変わるので、今一度自分の姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。
それから、問題点を共有した上で、その場で今後の計画、スケジュールと役割分担を作ってしまうのも、早く前に進むためには良いと思いますね。
会議では、最初に議論するべき内容を明確にし、最後には結論を全員で確認した後、次の会議の日程と内容を決め、それまでに各自がすべきことを明確にします。当たり前のことですが、意外とできていない会議も多いんですよ。

-会議には必ず資料を用意していくのでしょうか?

相手の本心がわかっていれば、資料はもっていきますが、相手が何を考えるのかわからないときは、資料を持っていかずに雑談ベースでいきますね。
よく、情報がないときに「今日はディスカッションベースで話しましょう」というフレーズを良く使います。
そういう会議では主にホワイトボードを使って進行させます。
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