Buzz Wordとは?
Wikipediaによると、Buzz Wordとは、「バズ(buzz)」という言葉は、もともと、蜂がブンブンとうなり続けている様子を表しており、そこから派生して、世間の群衆が噂話でざわめいている状況を表す言葉として使われている。つまりバズ・ワードとは世間、あるいは業界一般などの一定の一般的なグループの間で喧伝されてはいるが、その実態が明確ではない言葉を表している。
結果として、その分野に明るくない人にイメージだけを押し付けたり、「よくわからないが凄そうなこと」を想起させることを目的とした宣伝文句として使うことも可能であり、言葉だけが先歩きして広まることも多いため、事情を知らない多くの人は価値のある言葉として捉えてしまうことがある
というものです。最新の経営書などの「キーワード」などが特にこのBuzz Wordになりやすいといえましょう。特に実体なないコンセプト系や戦略系の言葉は危険です。
「ブルーオーシャン戦略」「バイラルマーケティング」といった、流行の経営書のワードもそうですし、MBA本やロジカル本に書かれているような手法系「MECE」「SWOT分析」「PPM」もそう。中途の方も、職務経歴書にこれらのワードがつかわれていたら危険です。
「競合の強み、自社の弱みをSWOT分析し、営業戦略をまとめました」なんて、書いてあったら、書類選考で落としたくなります。また、「ERP」などの実体がある言葉は安全ですが、「企業の最適化を実現するERPの導入で・・」などと、意味不明の修飾文がつくと、とたんにBuzz感が増しますので気をつけましょう。