マクシスコンサルティングは「実行を重視した」ハンズオン型のコンサルティングを展開するユニークなコンサルティングファームです。
今回は、ハンズオンコンサルティングを担うビジネスプロディースグループのお二方にお話を聞く機会をいただきました。
今回は、保木マネージャーの第2回目を掲載します。
保木富雄
株式会社マクシスコンサルティング
ビジネスプロデュースグループ
マネージャー
--ハンズオンのように顧客と密接にかかわっていると、実際のサービス提供の中で、顧客の方から「自社に転職してほしい」といった要請があったりしませんか?
実際にはありました。本気でその企業に尽くしたいとまで思えて、皆が納得するならば、そういった転職も認める土壌も弊社にはあります。
しかしそういった形での異動があまりにも頻繁になると、弊社は人材斡旋企業になってしまいますので、あくまで本人の意思やキャリアを尊重してという話が前提です。
もともと会社としてのスタンスは、会社が個人に提供できるものの中でも、基本的には人的ネットワークが一番の価値だと考えております。弊社の社長も方針としてよく言っているのが、「よほどその顧客に買われているなら、異動(転職)しても構わない。めぐり合いは大事だ」ということです。
プロジェクトに関わった本人も、またその相手企業も同意しうるものなら、会社としては断腸の思いですが、転職を容認するスタンスをとっています。そうして卒業していっても、やがてその人が弊社に価値をもたらしてくれるなら構わないという考えです。