コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

銀行から人事コンサルへ。転職秘話!(2ページ目)

銀行から人事コンサルへの華麗なる転職秘話。マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングの井上耕平アソシエイト・コンサルタントにお話を伺いました。

執筆者:大石 哲之

--まずは簡単な略歴から

生まれはブラジルで、父の仕事の関係で、その後ドイツ、フランスなどを転々としました。日本に帰ってきたのは高校生のときで、早稲田実業高校に入学しまして、オーストラリアへの交換留学を経て、大学は早稲田大学に進みました。

大学時代は、政治経済学部で、政治学を専攻していました。卒論はAPECについて書きました。

--なるほど。そこからまずは、銀行に就職されたわけですね。

はい。日本輸出入銀行といいまして、いわゆる政府系金融機関です。現在は国際協力銀行という名前に変わっています。

銀行に入った理由は、やはり子供の頃に海外を点々としていた経験があったこともあり、日本に何らかの貢献をするとともに日本と海外の架け橋になるような仕事をしたかったからです。

最終的には、世界銀行とかそういった国際機関で働きたいという思いがあって、そのための最適なキャリアパスはなんだろうと考えました。

外資系金融機関やコンサルティングファームなどいろいろな就職先を検討しましたが、やはり、世界銀行などの業務と比較的近いことをやっている日本輸出入銀行に入って、そこから国際機関に行くというステップがいちばんいいかなと思いまして、就職先を決定しました。

現在、国際機関には勤めていませんが、今のコンサルティングの仕事も、M&Aを通じて日本企業や日本経済に貢献していると思いますし、クロスボーダーのM&Aを通して、日本と海外の架け橋的な仕事ができていると思っています。
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