悪印象を与える腕組み、姿勢に要注意

 ビジネスシーンでの好印象を得る話し方は、立場や状況ごとに違うのが現実。自信があるように見られたいケースや、周囲を気遣っているように見られたいシーンなど多くのケースが存在します。どうすれば好印象を与えられかと考えるよりは、どんな印象がNGなのか自分はそういった印象を知らず知らずのうちに与えていないか? という点を直すようにするのが好感度アップの近道です。特に、無意識に発信してしまっている非言語情報に気をつけましょう。

以下にいくつか例をあげてみます。自分で気づくのが難しい時は親しい人に教えてもらうといいでしょう。

■腕組み
相手を拒否しているサインともいわれています。心象も良くないので癖になっている人は気をつけましょう。

■姿勢の悪さ
姿勢が悪いだけで自信なさげに見えます。逆に後ろにそり過ぎると尊大な印象を与え、好感度が下がるという実験データもあります。一度自分が話している姿を前面と側面から大きな鏡でチェックしてみましょう。

■縦にゆれる
プレゼンテーションなどをするときに、無意識にかかとを上げたり下げたりする癖のある人も少なくありません。緊張すると思わぬ癖が出て様々な印象を与えてしまいます。自分にどういった癖があるのか、それを見るとどう感じるのか一度友人や同僚に聞いてみるといいかも知れません。

映画監督になりきると、自分が与えている悪印象に気がつく

クールなイメージや温かみなど好印象を与えるイメージは職場によって変わる

クールなイメージや温かみなど、好印象を与えるイメージは職場によって変わる

業界や職場、自分が置かれている立場によって好印象というのは変わります。例えば、外資金融と地方信金では、話し方にも求められるイメージというのは違うはずです。自分の職場でどんな印象がNGで、どんな印象が良いのかは薄々わかっていると思いますので、抽象的に理解しているイメージを具体的にする方法をお教えしましょう。

それは、自分が映画監督になったつもりで、印象の悪い人の役をする人のキャラクター設定を考えてみるという方法です。印象の悪い役の人にどんな服装をさせ、どんなしぐさをさせ、どんな態度をとらせるか。どんな持ち物を持たせて、どんな口癖にさせるか、話すときにはどんな風にさせるか……といった具体的なキャラクター設定を考えるのです。

この作業には、あなたが日頃職場で感じているNGな印象の具体的な要素が上がってくるはずです。同じように、印象の良い人のキャラクター設定もしてみましょう。書き出してみると薄々感じているはずの、自分の職場や業界でのNGポイントやアピールポイントが明確になります。

テクニックは見破られる

好印象を得るために様々なテクニックを駆使しても、日頃一緒に働いている人には背伸びが透けて見えてしまうもの。それよりは、自分が無意識に発信してしまっている悪印象に繋がる要素をあぶり出し、改善するのが好感度をアップさせる近道です。



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