パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

銀座三越にクルストウィッチ日本1号店開店

三越銀座店B2Fにフランス発のサンドウィッチ専門ブランド、Croust'wich(クルストウィッチ)がオープン。ショウケースにサンドウィッチの中身を並べ、注文を受けてからサンドされる贅沢なファストフードです。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

Croust'wich(クルストウィッチ)日本1号店

2010年9月11日、三越銀座店B2Fにフランス発のサンドウィッチ専門ブランド、Croust'wich(クルストウィッチ)日本1号店がオープンしました。運営するのは、創業105年、フランスパンを得意とするドンク。

クルストウィッチでは、専用のパレット(皿)にサンドウィッチの中身だけをのせてショウケースに並べ、注文を受けてからフィラーと呼ばれる機器ですばやくパンに挟みます。これはフランスの調理機材メーカーのオレキップ社が考案し、世界21ヵ国で展開するサンドウィッチ提供システム。パリでは贅沢なファーストフードとして人気を集めているのだそうです。

サンドイッチに挟むフィリング(具材)が並ぶショウケース

サンドイッチに挟むフィリング(具材)

サンドイッチに挟む具材は現在は11種類ほどで、368円~578円の価格には5種類から1つ、自由に選べるパンの価格も含まれています。野菜がたっぷりで彩り豊か、これをバターなど何も塗らないパンに挟んでシンプルにいただく、素材の食感や味わいを楽しむ新鮮なサンドウィッチです。

ニース風サラダ(525円)はポテト、パプリカ、アンチョビ、卵のサラダ
プロシュートとロースハム(578円)はドライイチジク入り
ブリーチーズとかぼちゃサラダ(473円)

わたしはまず、15穀のパンにブリーチーズとかぼちゃサラダを挟んでもらったのですが、パンが本格ハード系で、サラダといってもチーズも贅沢に使われていて、かなり食べ応えがありました。バターや調味料に邪魔されず、パンと新鮮な具材の味わいをストレートに感じられるサンドウィッチでした。

次のページは5種類のパンの紹介とサンドウィッチのできるまで、そしてショップデータです。
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