避暑地でディナー
【今回の記事のインデックス】
2010年版! 人気のレジャーは?……1P
人気のレジャーは、男女で違う!?……2P
みんな疲れている? 余暇の楽しみや目的は、心と体とお金の健康?……3P
2010年版! 人気のレジャーは?
人気のレジャー(余暇活動)の種類やそれにかける費用は、その年の経済情勢や政策、天候などの影響を大きく受けます。例えば、円高になると海外旅行をする人が増える、などが挙げられますが、最近はどのような傾向があるのでしょうか。「レジャー白書 2010」(公益財団法人 日本生産性本部)によると、平成21年は、景気の低迷と新型インフルエンザ流行の影響を受けて、余暇市場も前年比4.3%減少し、70兆円を下回ったとのこと。平成元年以降のデータでは、2番目に少ない規模となりました。
平成20年~21年の間で、多くの人が参加したレジャーについて、上位10位まで見てみましょう。
<余暇活動の参加人口上位10位(平成20年~21年)>「レジャー白書 2010」をもとに、ガイド平野泰嗣が表作成
第1位は、「ドライブ」で、年間の平均費用は19,400円でした。首位となったのは初めてとのことです。高速道路料金が一律1,000円になる日が設定されたり、一部の高速道路では試験的に無料になる箇所も出たりしましたので、一気に人気が出たのでしょう。渋滞何十キロといったニュースは記憶に新しいところです。
湾岸までドライブ!
その他の種目を見ても、自宅や近場で楽しめるものが多く、2位の国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)も年間平均費用が約10万円と、みんな節約しているな……という印象です。
また、20位以内にランクインした種目で、前年調査にはなかったものとして「学習、調べもの」がありました。「学習、調べもの」が余暇活動に入るの!?とビックリしましたが、どうやら知的好奇心を刺激するという点で人気があるようです。そういえば、TVのバラエティ番組でも、教養クイズや法律、お金に関するものなどが最近多いですね。
>>人気のレジャーは、男女で違う!?