不思議風景が広がる！カッパドキアの歩き方／トルコ(3ページ目)

見どころ3　カッパドキアの景色ポイント

カッパドキアの魅力のひとつとして、絶景ポイントがたくさんあることがあげられます。「3人姉妹」と呼ばれる3本のキノコ岩が並ぶユチ・ギュゼルレル、ラクダの形をした岩があるデヴレントなど、景観は様々。多くの観光客が写真を撮ろうとここで下車するので、周囲には簡単なお土産物の露店が並んでおり、ひやかしに眺めるのも案外楽しかったりします。

ギョレメ渓谷全体を見渡すことができるのがギョレメ・パノラマ。自然の前で、人間って小さい……と思わず感じてしまうような絶景です。

一方、「妖精の煙突」と言われるきのこ岩が一面に立ち並ぶ風景で有名なのがパシャバー。ニョキニョキと連なるキノコ岩があちこちにある風景はちょっと不思議。ここには聖シメオンという修道士が隠れ場に使っていた元住居もあり、キノコ岩の中を見学することもできます。
その他、ウチヒサルもおすすめ。ここは、いわば巨大な岩の城塞で、中に入って頂上まで登ることもできます。ウチヒサルはカッパドキアで最も高い岩なので、頂上からはこのエリア全体を見ることができ、かなりの絶景を堪能できます。

個人的にガイドが好きな景色は、夕焼け時にはピンク色に染まることから「ローズバレー」という意味の名を持つのクズル・ヴァーディ。たおやかなベージュの岩肌がふっくらと連なっており、これがピンクに染まった景観は一見の価値あり。カッパドキア名産ワインを持って夕暮時にここを訪れ、景色を楽しみながらワイングラスを傾ける……というのもステキな旅の在り方かも。