お弁当事情は?
給食に対して、お弁当は親が自分で作る点で安心できます。ただ、どうしてもワンパターンになってしまったり、子どもが嫌いなものを入れるのを避けて閉まったりしがち。幼稚園の先生方が言う、いまどきのお弁当のおかずベスト3は1.プチトマト2.ブロッコリー3.冷凍グラタン、なのだそう。簡単で色合いがいいからと、いつもその3つを入れている人もいるほどだそうです。
でも、毎日同じメニューというのはいかがなものでしょうか? 最近は、食材を使ってお弁当の中にキャラクターをかわいらしく描く「キャラ弁」が流行っていますが、親の楽しみの一つとして止めておく程度でいいのでは? 本来、かわいいキャラクターを描くよりも大切なのは、子どもにとってバランスのいい栄養のあるお弁当であることです。
お弁当だからといって、特別なものである必要はありません。週末の時間がある時に1週間分をまとめて下ごしらえし、冷凍しておけば、毎朝簡単に子どものお弁当を作ることができます。たとえばひき肉とタマネギのみじん切りしたものを丸めてお団子やハンバーグのたねにして冷凍しておいたり。お魚やお肉は食べやすい一口大のサイズに切って、お醤油や塩だれなどで下味を付けて冷凍しておきます。朝はそれらをフライパンでササッと焼けば1品完成。それに野菜スティックかカボチャなど野菜の煮付けを1品付け、小さなおにぎりを2つ用意すれば、あっという間にお弁当完成。肉&魚、ご飯、野菜と組み合わせを変えて用意すればいいだけです。
お弁当作りは慣れるまでは大変な作業だと思うかもしれませんが、肩肘張らず、簡単なものを作って入れていけば大丈夫。慣れて来たらパパのお弁当も一緒に作れれば、経済的にも愛情的にもいい効果がありますよ。