分譲マンションや賃貸住宅は都心部回帰の傾向が長く続いており、いわゆる「ニュータウン」といわれたエリアは人気の凋落が著しいですが、そんな中でもここは別格。今回と次回は北摂No.1人気といっても異論のない、40数年前のエリア開発時から一貫して高い人気を誇る「千里中央」駅周辺を紹介いたします。

早速、街紹介と行きたいのですが、まずは混同されがちな「千里中央」駅と「千里ニュータウン」の関係からご説明します。

千里中央周辺≠千里ニュータウン

新御堂筋
周辺ま街並み
「千里中央」駅界隈は幹線道路・鉄道による利便性の高さと、住宅としての街並みの良さが高いレベルで共存する数少ないエリアの一つ
北大阪急行電鉄「千里中央」駅は、南北に新御堂筋、東西に中央環状線が通り、エリアが大きく4分割されます。そのうち「千里ニュータウン」と呼ばれるのは、南東の「上新田エリア」を除いた場所です。

「千里ニュータウン」は、「千里中央」駅周辺だけではなく、一駅南の北大阪急行電鉄「桃山台」駅、少し東側の阪急千里線「南千里」駅~「山田」駅~「北千里」駅」にかけての周辺一帯をさします。

ただ、「千里中央」駅の紹介する時に「千里中央」駅=「千里ニュータウン」と表現されている場合も見受けられ、「住みたい駅ランキング」等で「千里中央」駅が出てきた場合も、大抵は「千里ニュータウン」エリアもしくはもう少し小さな範囲で中央環状線北側の説明だけがなされています。

「千里中央」駅のあたりは、昭和30年代当時は竹林や雑木林が広がる未開発の丘陵地帯でしたが、「上新田エリア」は昭和30年代の開発時に既に集落があったため開発からは外された経緯があり、「千里ニュータウンに囲まれたエリア」となっています。

さて、「ニュータウンエリア」と「上新田エリア」で大きく街並みが異なる「千里中央」駅周辺ですが、北摂随一の人気エリアとなる理由の一つに「利便性の高さ」があげられます。

車・電車ともに北摂の要所

戸建て
団地
「千里ニュータウン」というと「団地」「高齢化」といったイメージを前提に語られる場合が多いが、戸建エリアの充実も見逃すべきではない
昭和41年に5万人、昭和44年に人口が10万人を突破した千里ニュータウンですが、その人口の増加、また、昭和45年に行われた大阪万国博覧会に合わせて交通網が整備されました。

車移動では、東西に貫ける中央環状線、並行して走る中国自動車道が便利。西に向かえば岡山・姫路方面、東に向かえば近畿自動車道を経由して門真・八尾方面方面から堺方面、名神高速道路を経由して京都・名古屋方面に。有料道路を利用してのアクセスはピカイチ。また、中央環状線に並行する鉄道、大阪モノレール線を利用すれば、伊丹空港まで一本。出張や旅行で頻繁に利用する方にはありがたい話です。

南北に通る新御堂筋は、大阪市内中心部につながる大動脈。東西のアクセスが有料道路と並行しているのに対して、こちらは無料の自動車専用道路。通勤時にはマイカー通勤の人で大変込み合います。

その新御堂筋と並行して走るのは北大阪急行電鉄。「江坂」駅から南は大阪市営地下鉄御堂筋線となりますが、相互乗り入れをしているため途中乗り換えなしで梅田・なんばまで一本。所要時間は約20分です。

「千里中央」駅から南側(大阪寄り)の「桃山台」駅・「緑地公園」駅辺りは、首都圏などからの転勤の方への人気が高いエリアとしても有名です。実際、ガイドの友人の多くも関西転勤の際に「会社への通勤が利便」「出張・帰省時に空港が使いやすくて便利」といった理由でこの周辺に住まいを構えました。車・電車で大阪・空港へ一直線の「千里中央」駅は、「移動のしやすさのスペック」を他の駅と比較したときにかなりの高得点となりますから、転勤の方の目に留まるのは無理もありません。

ただ、「千里中央」駅周辺の魅力は「交通利便性」だけにとどまりません。次ページでは千里中央のもう一つの魅力の「緑の多さ」について説明いたします。