山手町~町名がズバリ「山の手」!
街並みを写そうにも家が大きいのでうまく写せません。駅からは急坂のため自転車は厳しいですがそもそも乗ってる人も見かけません |
阪急「芦屋川」駅から山手に向かって3~4分歩いたあたりが山手町の南端です。町のエリアは芦屋川に並行するように南北に長く、最北端は結構な急坂を15分以上歩いてやっとという場所。
山手町エリアすべてが豪邸ばかりかというとそうでもなく、南側はそれなりに「普通の家」が並んでいます。それが「芦有(ろゆう)ドライブウェイ」(通称「芦有道路」)に続く道を北に向かって上がって北側に行くとかなりの豪邸が建ち並ぶエリアとなります。
山手町の東隣に隣接する東芦屋町も同様に高級住宅街です。ずいぶん以前になりますが「“ざあます言葉”を実際に使う人がいるか?」ということで「探偵ナイトスクープ」の探偵が、ここ東芦屋町のあるお宅に行っていた記憶があります。
ちなみに山手小学校は山手町にありますが、山手中学校は山手町にありません(芦屋川をはさんで反対側の三条町にあります)。
六麓荘町~高級住宅街の代名詞!
(上)標識で文字を見る。何か厳かな感じ(下)相当な高台にあり周辺も2階建て以下しかないため眺望は抜群! |
例えば、皆さんが「六麓荘町で住みたい!」と思っても、かなり(それも相当レベルの!)裕福な方でなければその願いはかないません。
まず、賃貸住宅が見当たりません。それもそのはず、六麓荘町には仔細にわたり内容を吟味された建築協定が存在し、敷地400m2以上の個人専用住宅しか建築できません。しかも2階建て以下のみ。ゆうに100坪のお宅といえば普通は「かなりのお宅」なのですが、六麓荘町では建築不可……。
豪邸ばかりが強調される六麓荘町ですが(その気持ちもわかりますが......)、美しい街並みが実現しているのは前述の建築協定の存在や道路の管理等であり、それらの運営は六麓荘町町内会(なんと有限会社!)によって行われています。
単に大きな家が建ち並んでいるだけでなく、その街並みを維持するために住民が一致協力しているところに、他の住宅街と一線を画したものを感じます。
以上、比較的有名なエリアをとりあげさせていただきました、本当はもっと多くの「高級住宅街」がございます。取り上げた町名の隣接エリアであったり、また別の場所であったり。例えば前述の「芦有道路」という有料道路を利用しないと家に帰れない奥池町・奥池南町なんていう高級住宅街も存在。こちらは車で街を出るのに往復で800円もかかります!高級住宅街は、庶民にはちょっと辛いかもですね。
【関連リンク】
まいぷれ芦屋市