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大家さん・不動産会社さんにはナイショだけれど… 家賃の値引き交渉術(3)

値引き交渉術には、4つのポイントがあります。今回は、最後の4つ目のポイントについてです。3回のシリーズを通して、家賃値下げ交渉を上手にしてみてください。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

家賃値下げ交渉術には4つのポイントがあります。これまでに、3つ目までのポイントについてお話してきました(詳しくはこちら)。
さて、最後はどんなポイントなのでしょう?

ポイント4:値下げ交渉をするタイミング

値下げ交渉はいったいどういうタイミングでするのでしょうか?

値下げ交渉は不動産会社があなたに代わって大家さんに交渉するわけです。つまり不動産会社が大家さんに交渉しやすいような状況にしてあげると値下げ成功確率は増えます。
具体的に言うと「あと賃料を3000円下げてもらったら申込みしますので、大家さんに交渉していただけませんか?」と申込みの意思をはっきりさせた段階で交渉します。そうすると不動産会社は大家さんに対して「このまま空室にしておくよりは、賃料を下げてこのお客さんで決めませんか?」と強く交渉してもらえるはずです。借りるかどうかわからない状況で「家賃下がりませんか?」と不動産会社に言った場合は不動産会社の大家さんへの値下げ交渉は弱いものにならざるを得ません。

値下げ交渉タイミングはあなたが申込みの意思を固めた段階でするのがベストです。

以上、前回までとあわせて4つのポイントについてお話しました。
値下げ交渉は大家さんや不動産会社にとってはイヤな話。これを、「値下げしてくれて当然!」みたいなデカイ態度でいては、大家さんだって「そんな人には貸したくない!」と思うかもしれません。
人と人との交渉なのですから、できるだけ丁寧に話をしたほうが、相手もその気になりやすいものです。
とはいえ、やりすぎは嫌われます。交渉しても、下げてもらえない時には、きっぱり諦めるか、別の部屋を探した方が、いいですよ!

値引き交渉術(1)
値引き交渉術(2)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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