メンタルヘルス/摂食障害(拒食症・過食症)

摂食障害克服に必要なのはなに?(2ページ目)

ストレスや無理なダイエットから拒食症や過食症に陥る摂食障害。摂食障害カウンセラーの長谷川あやさんに摂食障害の概要と、克服のために必要なことについてお話を伺いました。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

どんな人が摂食障害になりやすいのでしょう?

理由はいろいろですが、共通していえるのは感受性がとても高い性質の持ち主であることだと思います。これは決して悪いことではないのですが、何事においても深く受け止め過ぎてしまうために、心が傷つきやすくなってしまうんですね。だから余計に他人の意見や目が非常に気になる。すると「他人の評価=自分の評価」みたいなとらえ方をしてしまうようになり、自分で自分らしさを認めたり、見い出していきにくくなります。このように摂食障害になりやすい人は、自分らしさを見い出せていなかったり、見失ってしまった人に多いように思います。
 

あやさんの場合はどうでしたか?

思えば、私も小さいときから「親にもっと好かれたい、もっと愛されたい」という気持ちでいっぱいな子でした。親だけに限らず、「人からほめられることなら無理してでもするぞ!」という気持ちがいつもありました。摂食障害は「いい子」がなりやすい病だとよく聞きますが、「いい子でいなさい!」といわれてそうしてきたわけではなく、“いい子でいないと落ち着けず、不安で仕方なかった子”がなりやすい病なのではないかと思います。これは、私が多くの摂食障害者をカウンセリングする中でも感じることです。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます