どうする?私の痔になりやすいライフスタイル(前編)
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デスクワークや車の運転などは日常多く行うため、座ることによるお尻や腰への問題は困りますよね。 |
シリーズ1回目
腰にも悪影響?人には言えないお尻の病でご紹介しました
【痔になりやすいのはこんな人!】【腰痛になりやすいのはこんな人!】のチェック項目で、ご自分のライフスタイルを確認しましたか?普段何気なく行っていることが、どうして腰やお尻の健康を損なうことにつながるのかを知っておくと、自分に必要な痔の予防や再発防止策も考えやすいと思います。
「痔になりやすいのはこんな人!」「腰痛になりやすいのはこんな人!」のチェック項目にあわせてご紹介しましょう。腰とお尻に良くない理由はこれ!
デスクワーク、車の運転など座る時間が長い
ガードマンやレジなど、動くことの少ない立ち仕事
姿勢が悪い同じ姿勢をとっていると、血液の循環が悪くなり、肛門周辺のうっ血しやすい状態になります。座っている姿勢が続く場合は、ドーナツ型のクッションなどを椅子に敷いておくと、お尻への負担が軽減されます。ただ、腰にとっては、座るということ自体が良くありません。背骨のカーブが悪くなりやすく、椎間板(背骨のクッションの役割。代表的な疾患は腰椎椎間板ヘルニア)への負担も大きくなります。座る場合も立つ場合も、なるべく途中で軽く体操をしたり、歩いたりするなど、長時間同じ姿勢を続けないことをおすすめします。姿勢の悪さが目立つ人は、体を動かしているつもりでも、腰やお尻の筋肉が十分に伸び縮み出来ていないかもしれません。姿勢が悪くなっている理由を考えてみましょう。
体が冷えやすい
寒い場所に居ることが耐えられないほど寒がり
涼しい(寒い)部屋に居ることが多い特に腰やお尻を冷やしてしまうと、腰部の筋肉、肛門の筋肉の血流が悪くなってしまい、腰痛や痔の起こりやすい体の状態に近づいてしまいます。体が冷えてしまいそうな場所へ行く場合は、使い捨てカイロを準備し、腰周りやお尻をガードできるような下着や小物を使いましょう。寒い季節は、寒い場所に長居するのはツライですね。例えば、オープンカフェのテラス席。ストーブやブランケットが用意してありますが、それでも寒く感じてしまう人がいます。そのような人は、椅子の冷たさでお尻がさらに冷えてしまったり、いつの間にか体を縮めるような肩をすくめた猫背姿勢になっていたりします。この状態で長く座っていると、腰への負担もさらに大きくなりますので、座る場所選び、寒くない服装選びも重要ですね。