情報との付き合い方のポイント4
情報に振り回されず、自分で判断するクセをつけよう |
情報を自分のために生かせるよう、最低限以下の4つのポイントを押えておきましょう。
1) 情報は、あくまでも「参考」にするもの
たとえ専門家の見解であっても、すべてを鵜呑みにしないこと。情報は参考にとどめ、最終的に物事を判断するのは「自分」だということを忘れない。
2) 情報はさまざまな角度から複数求める
ひとつの情報にとらわれず、いろいろな角度から探してみること。複数の情報を参考にすることで、より視野が広がります。
3) 「常識」に惑わされない
長く常識とされてきたことであっても、頭から信じ込まないこと。時代や社会の変遷とともに、常識も変化します。
4) 少数派になっても恐れない
「みんながこういっているから」といわれても、惑わされないこと。多数の意見に迎合せず、自分の判断や直感を大事にする習慣を。
情報がなくても不安にならない自分になる
あなたは「情報断食」に耐えられるか? |
そして、それ以上に忘れてはならないのは、情報がまったくない状態でも自分の時間を楽しめるかどうかです。
ときどき、新聞もテレビも見ない、パソコンも電話もない、人にも会わない状態で、半日過ごしてみてください。飽きることなく、頭の中でいろいろな構想をめぐらせたり、静かに内省したりできますか? 「雑音」のない環境で充実した時間を過ごすことができるなら、あなたが情報の奴隷に陥っていない証拠です。