ストレス/恋愛・結婚生活・離婚問題のストレス

マリッジブルーを期に考えるべき5つのこと(2ページ目)

多くの人が結婚前に感じる「マリッジブルー」。ただの「取り越し苦労」と受け流さず、結婚前に真剣に考え直すべきことがあります。あなたはその結婚で幸せを掴めますか?

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

結婚前に真剣に考えるべき5つのこと

結婚によって幸せを掴める人、掴めない人の差は意外に身近なことへの考え方の違いにある
結婚で幸せを掴めた人は、意外にささいないことを大事にしている
不安の多くは結婚後に夫婦で解決していく課題ですが、結婚前に冷静に見直すべきこともあります。以下の5つの項目を参考に、ぜひじっくり考えてみてください。

1) 「幸せ」は与えられるもの?

幸せを、「相手から与えてもらう」もしくは「自分だけが与える」と考えると、まずうまくいきません。結婚は、これから2人で新しい幸せを作っていく原点。相手に期待しすぎず、自分だけが気負いすぎず、その人とゼロから幸せをつくっていけると考えられますか?


2) 価値観や行動様式が違っても一緒に生きられるか?

お互いの価値観や行動様式の違いを、結婚後はさらに際立って感じるものです。違いを感じてもお互いを尊重し、「それでも、一緒にいると安らぐ。落ち着く」と思える相手ならうまくいくでしょう。


3) さりげない優しさを大切にしているか?

幸せは、お互いのさりげない優しさがもたらすもの。相手からの気遣いに敏感に気付き、また自分も気遣うことが大切です。相手が沈んでいるときに、さりげなくコーヒーを用意する。好きな花を飾る、こうした小さな優しさのやりとりが、結婚生活を安らかなものにしてくれます。


4) 結婚生活は「自由より素敵」と思えるか?

結婚後は、想像以上に“自由”が削られるものです。しかし、自由を失う失望より家庭を持つことへの喜びが大きければ、結婚生活はうまくいきます。どちらかに「自由」への執着が強すぎる場合、もう一度結婚の目的を話し合ってみた方がいいでしょう。


5) 勢いで結婚を選んでいいの?

「結婚は勢いでするもの」とよく言われますが、失敗したら後悔しきれません。やはり、互いが一生のパートナーになれる相手かどうかを見極め、決断する時間が必要になります。“流れ”で結婚を決めようとしている場合には、もう一度冷静になって考えましょう。一生を共にして、幸せをつくれる相手ですか?
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