運動と健康/メタボ予防・ダイエット目的のトレーニング

活動量を上げて、太りにくい体質を目指そう(3ページ目)

太りたくない、でも運動はなかなか始められないというあなた。日頃の生活習慣に運動要素をプラスして、日々の活動量そのものをあげてしまいましょう。

西村 典子

執筆者:西村 典子

アスレティックトレーナー / 運動と健康ガイド

バスタイムは水の抵抗を利用して

水泳は脂肪を燃焼させる優れた有酸素運動の一つ。しかしプールに通う時間が取れない人は、お風呂でアクアエクササイズに挑戦してみましょう。水中での運動は水の抵抗がかかるので小さな力でもより強度のある運動を行うことができます。浴槽は立って歩くだけの深さと広さがないため、座った状態でできる運動をご紹介します。

■座ったまま腿上げ運動
太ももをお腹に近づけるように腿上げ運動します。片方ずつ捻りながら行うと腹筋も同時に鍛えられます。

■腕を左右前後に振る
水の抵抗があるのでこれだけでも肩や腕に適度な負荷がかかる運動になります。

■両腕で体重を支える
水中では浮力によって両腕だけで支えられるほど体重が軽く感じます。身体のバランスをとりながら腕、全身の運動になります。

普段の行動と運動を組み合わせる

いつものお買い物タイムを運動習慣にしましょう

いつものお買い物タイムを運動習慣にしましょう

運動のためにまとまった時間をとることができなくても、日常生活と家事や育児、仕事などをうまく組み合わせることが可能です。同じ時間を使いながら効率よく活動量をあげてみましょう。

買い物に出かけるときは運動靴と動きやすい服装で。腕を振りながらリズミカルに歩くと立派なウォーキングになります。帰りは買い物袋を2つに分けて持つようにするか、リュックサックに入れてしまうと姿勢よく、バランスよく歩くことができます。さらに歩数計を準備しておくと、日頃の歩数が目で見て確認できるので、モチベーションアップにもつながります。

電車に乗っているとき、待ち時間で並んでいるときなどはこっそりふくらはぎのトレーニングを。かかとを上げ下げするだけで簡単に行うことができます。つり革を利用すればさらに強度の高い運動になります。

普段の生活に少し運動要素を取り入れるだけで、日々の活動量が多くなって太りにくい身体に近づくことができます。無理のない範囲で気軽に取り組んでみてください。
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