食と健康/食と健康の基礎知識

オリゴ糖って何だろう? その種類と特徴

低カロリー甘味料であり、また「おなかの調子整える」働きがあると言われている「オリゴ糖」。近年は種類も増えて用途も多様化しています。オリゴ糖の種類やその特徴についてご紹介します。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

オリゴ糖って、どんな糖?

オリゴ糖は、糖質の一つで、オリゴ(oligo)とはギリシャ語で、「少ない」という意味。糖質には大きく分けて3種類あり、最も小さい単位の糖質が、ブドウ糖や果糖などの単糖類。単糖が2から10個つながったもの結合した少糖類、そしてこの単糖類が数十~数千個つながったものがデンプン、ペクチン、セルロースなどの多糖類です。

少糖類には、2種類の単糖がくっついた二糖類と呼ばれるショ糖、乳糖、麦芽糖なとがあり、その他に単糖が2~10結合したものオリゴ糖があります。二糖類も、オリゴ糖なのですが、最近は二糖類とは区別されて使われることのほうが多いようです。

オリゴ糖には様々な種類があり、下記の表のように、私たちが日頃食べている食品にも含まれています。
   

 

 

また工業的に作られる場合、ショ糖、甜菜、トウモロコシの食物繊維から抽出したり、微生物由来の酵素を利用して作られます。

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