親の6割は「食育」の必要なしと感じているけれど……
子どものおやつについて、満足してる親は多いのですが、現実は脂質とり過ぎの傾向が見られます。 |
文部科学省の「子どもの食生活を取り巻く状況」によると、「学校保健統計調査」より、「肥満傾向」にある児童・生徒の割合は年々増加傾向にあり、昭和59年と平成17年を比較すると、約20年あまりの間に約1.5倍増えていることが示されています。
昭和52年から平成20年度までの肥満傾向児の出現率の推移が公表され、平成18年度以降も、あまり大きな変化は見られません。こどもの肥満は、成人期の肥満にもつながる可能性が高く、厚生労働省では、こどもを対象とする「メタボリック症候群」の診断基準を設定するため研究事業が平成17年より開始されています。