自然を活用したエコマンションに注目！(2ページ目)

屋上に太陽光発電装置をマンションに設置

太陽光エネルギーは、燃料を使わないクリーンなエネルギーとして世界中で注目されている。

シーズガーデングリーンパティオ（シーズクリエイト 埼玉高速鉄道線「新井宿」駅徒歩12分）は、環境共生をうたった、太陽光のエネルギーを活用のオール電化マンション。オール電化住宅は、最近タワーマンションが増えてきたことや、安全面やトータルのランニングコストの面で増加傾向にありますが、同物件の特徴は、太陽エネルギーを電気に変え、エントランスの照明など共用部の電力の一部をまかなう太陽光発電を採用している点。戸建てでは、たまに見かけるようになった太陽光発電ですが、マンションで採用しているのはまだ多くはないでしょう。
 

菜園コーナーでは、トマトなどの野菜が育てられる

太陽光は、環境負荷の少ないクリーンなエネルギーであると同時に、蓄電して夜間の共用部の照明などに活用することで、管理費の削減にもつながっています。

また、同物件でも屋上緑化により、マンションへの蓄熱を軽減するとともに、チャイルドパークやグリーパークといった植栽を施した公園以外に、菜園コーナーを敷地内に設けています。
 

自然との共生は、マンションライフの課題

マンションでの屋上緑化は、最近増えてきている。緑の確保は、地域の中でも重要な役割。

化石燃料が大量消費されるようになって、2世紀余り。それまでの住宅といえば、熱い時は引き戸をあけ風通しを良くし、寒いときは長屋同士が連なることで、暖気を保存し上手く自然と共生していたといえるでしょう。

紹介したマンション以外でも、外断熱工法を使い室内の熱効率を高め省エネを実現したものや、敷地内の緑化などエコに対するディベロッパーの意識も高まっています。

世界的には、人口が増え続け資源が有限であることをあらためて感じる現代において、エコロジーを上手に活用した、マンションと自然との共生は、これからのトレンドといえるでしょう。自然との共生を謳っているマンションは、今後も注目していきたいと思います。