アンケート結果
「ステロイド外用薬は使いますか?」という質問にご回答いただきました結果です。ご協力ありがとうございました。回答 | % | 回答数 |
必要であれば使います | 45% | 48名 |
できれば使いたくない | 37% | 39名 |
使わない | 18% | 19名 |
という結果となりました。
かなり意見が分かれています。ステロイドに対する不安は、まだ大きいようですね。医師の中でも、皮膚科と小児科でステロイドへの意識が違うと言われています。しかし、必要であれば使う方が多いのは、「ステロイド外用薬には効果がある」ということを、ある程度理解されているためと感じました。
ステロイドの効果とは?
アトピーは、正確には「アトピー性皮膚炎」というように、皮膚の炎症です。その炎症を抑える薬の1つがステロイド外用薬です。ステロイドには、炎症があると体内から産生され、過度な免疫反応が起こらないように抑える作用があります。その作用を利用して外用薬・内服薬・静注薬などがあります。注意しなければならないのは、ステロイドはアトピーの症状を和らげる薬であり、根本的に治す薬はないということです。
とは言え、アトピーの湿疹は、皮膚の炎症のため痒みを伴いますから、痒みから皮膚を掻いてしまい、掻く事でさらに炎症を強めてしまうという悪循環に陥りがちです。その悪循環を断ち切る手段の一つとして上手に使用するのには、とても有効な薬といえます。
どんなステロイド外用薬があるのでしょうか?
これ以外にもステロイド外用薬は多くあります |
- スロトンゲスト(strongest:最も強い)
- ベリーストロング(very strong:とても強い)
- ストロング(strong:強い)
- マイルド(mild:中等度)
- ウィーク(weak:弱い)
そこで、代表的な製品を分類してみます。
次のページで、実際の薬を分類してみましたので、ご覧ください。