コーヒー豆に対するアレルギーもある
しかし、いいことばかりでもありません。コーヒー豆に対する職業アレルギー、つまり、コーヒー豆によって、喘息を起こすことも言われています。しかし、現時点で、コーヒー豆に対するIgEの測定はできていません。コーヒーがアトピー性皮膚炎の悪化因子になるという報告もあります(植西敏浩先生らの報告 2004)。コーヒーを禁止することで、それまでなかなか反応しなかった皮膚炎の治療が効果を示したという報告です。
このように、コーヒーには、いい面、悪い面があるわけですが、ただ偏った食事は、かえって、弊害を招くことがありますので、バランスのいい食事が望ましいです。