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成田延伸で割安感。千葉ニュータウンに注目(2ページ目)

ニュータウンの中でも新しい千葉ニュータウン。成田への鉄道の延伸も2010年に予定され魅力が増しそうです。計画的な街づくりの魅力と、価格的な魅力も合わせ、最新動向を紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

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魅力的な商業施設が次々とオープン

ジョイフルホンダ
印西牧の原駅のジョイフルホンダ。建材やガーデニング用品など幅広く取り扱っており、プロの人も訪れる。魅力的な商業施設は多い。
千葉ニュータウンの大きな魅力に自然の多さが挙げられます。快適な住環境を目指し、ニュータウン全体の約10%の面積が、公園や緑地で整備されています。電線の地中埋設など都市景観に配慮したインフラが整っているのも大きな特徴といえます。

更に注目したいのが、商業施設の充実。千葉ニュータウン中央駅や印西牧の原の駅前ゾーンに大型商業施設が、次々にオープンして生活利便性が高まってきています。

印西牧の原駅では昨年10月、アミューズメント施設や物販店、飲食などの複合型のショッピングセンター牧の原モアがオープン。印西牧の原は、駅前の幹線道路沿いが商業ゾーンになっており、年間約800万人が訪れるジョイフルホンダなどの商業店舗がもともとあるうえに、来年にはアウトレットモールなども開業予定で、更に地域の利便性は高まりそうです。

また、千葉ニュータウン中央駅前には、2006年4月に、約180の専門店の入ったイオン千葉ニュータウンショッピングセンターがオープン。シネマコンプレックスなどのアミューズメント施設も用意され、全長170mと北総エリア最大級の規模となっています。

ともに、周辺行政区からの来街者も多く、地域の中でも魅力的な商業ゾーンがあることは、同エリアに住む大きな魅力でしょう。
 

今後、供給は活発化

(仮称)千葉ニュータウン中央駅前PJ
(仮称)千葉ニュータウン中央駅前PJ(中央ism)のエントランス。今後、供給は活発化しそう。
都市再生機構千葉ニュータウン事業本部によると、昨年頃からマンション用地の引き合いが増え、売却が進んでいることから、千葉ニュータウン内で今後供給が活発化していきそうです。

(仮称)千葉ニュータウン中央駅前PJ(中央ism)(千葉ニュータウン中央駅徒歩3分、藤和不動産、JFE都市開発)は、千葉ニュータウンの中心市街地千葉ニュータウンの駅前ゾーンに誕生する総戸数401戸のマンション。

千葉ニュータウン駅の特徴は、金融機関を始めとする大手企業の電算センターなどのあるビジネスゾーンと、イオンなどのある商業ゾーン、大学や公園などの公共施設がバランスよく配置されていること。今まで住宅ゾーンは、外周部に多く供給されていたので、駅徒歩3分で前述のショッピングセンターにも徒歩6分のロケーションは、立地の希少性からも評価できると思います。

駐車場設置率100%で、住戸プランも、都心近郊エリアでは大規模マンションでも供給が少なくなった、90m2台、100m2台の専有面積を備えた住戸が多いのも魅力だと思います。3000万円台で充分購入が可能です。

次のページでは千葉ニュータウンの中でも特徴的な街づくりをしている印旛日本医大駅の開発地、いには野を紹介します。
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