歯ぎしりを無理やり止める器具を作ると、どうなる?
歯ぎしりを強引に止めようとすると関節などに負担がかかることがある |
- プレートが破損する
- 顎の関節がダメージを受ける
歯ぎしりをできなくした場合、顎の関節に力がかかり、痛みが出ることも考えられます。
顎の力は想像以上に強いので押さえ込むとプレートが壊れてしまうことが考えられます。
歯がグラグラになる
押さえ込む力を歯が受け止めるようであれば、歯が全体的にぐらついてしまうことも考えられます。または歯が折れてしまうことが考えられます。
歯ぎしりを固定するということは、例えていうなら寝返りを頻繁にする人が、まったく動けない状態に押さえ込まれているようなものです。物理的に固定しても、体は無意識のうちに力を入れ続けます。このときに筋肉や関節を痛めてしまうかもしれません。体を動かせないストレスも高まり、寝返りができないと目が覚めてしまうこともあるでしょう。
このため歯ぎしりを止めることを考えるよりも、歯ぎしりのダメージを最小限に食い止める方向で治療が行なわれることが多いようです。
-関連リンク-
「意外な真実!歯ぎしりが歯の寿命を縮める」
「歯磨きのうそ?ホント!」
「緊急対応Vol.2 差し歯が取れた!自分で戻せる?」
「緊急対応Vol.1 顔をぶつけて歯が抜けた!」