●なにが問題?
家族など周囲の人間関係がおかしくなったり、職場でもうまくいかないなど社会的機能が低いことです。
本人は自分が変わった行動をしているとはあまり自覚がないので、周囲の人、配偶者や家族の人が見かねて、相談に来るというパターンが多いです。
●人格異常とはどんなもの?
大きく3つに分類されます。
1. 奇妙で風変わりなライフスタイルの人
2. 感情面が安定していない、いわゆる情緒不安定な人
3. 不安や恐怖を強く感じる人といった具合です。
人格障害は一般に、一生を通じて安定しているので、治療して治すというわけにもいきません。
マネジメントとしては衝動性を抑えたり、対人関係を向上させるために、心理カウンセリングが行われます。具体的には、患者さんの衝動性がどんな結果を招いたかをインタビューを通じて気づかせる方向に持って行きます。時には、過食に走ったりなどの実際の場面をビデオカメラで録画してもらい、後で本人に示したりして、本人の自覚をそくします。
不安症状や、むなしくやる気のおきないといった抑うつ的な症状など具体的な症状がある時は、ベンゾジアゼピン系の安定剤やSSRI等の効うつ剤が使われます。
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